新型ノア ヴォクシーのビッグマイナーチェンジが2017年7月3日実施!最新情報更新
⇒1秒でわかる愛車の買取相場
a-satei.com
車を手放す前に調べよう
完全無料でWEBですぐわかる車買取相場。どんな車でも車種・年式をいれるだけ
Ads by Voice Media JAPAN

トヨタのミニバンであるノアとヴォクシーがビッグマイナーチェンジを2017年7月3日に実施した。

昨年は日産から新型セレナがデビューしたことで、賑わいを見せたが、2017年には、その新型セレナ、そしてホンダのステップワゴンにフルハイブリッドグレードが追加される見通しだ。

その前に、ノア、ヴォクシーをビッグマイナーチェンジして対抗することとなりそうだ。

本記事ではノア、ヴォクシーのビッグマイナーチェンジに関する最新情報をお届けする。


[ad#toyota1]

トヨタ ノア、ヴォクシーとは?

画像は初代ノア

日本のミニバン市場でベストセラーとなっているのが、ノア、ヴォクシー、そしてエスクワィアを含めた3兄弟ともいわれるトヨタのミドルサイズのミニバンだ。

その中でも、ヴォクシーは突出した人気を誇り、2016年のミニバンの販売台数では1位となっている。

ノア、ヴォクシーのルーツを辿ると1970年代から販売されているタウンエースとライトエースに辿りつく。タウンエースとライトエースのワゴンモデルであった「タウンエースノア」「ライトエースノア」の後継モデルとして2001年にR60G型となる初代ノア、ヴォクシーが誕生。

そして現在は、2014年1月にフルモデルチェンジしたR80G/W型の3代目が現役として活躍中だ。

ノア、ヴォクシーは、低床設計がされていることから乗降性の高さ、室内空間の広さが優れており、現時点ではこのジャンルで唯一のフルハイブリッドを採用しているという強みがある。

5ナンバーサイズに加え、3ナンバーサイズのエアロ仕様もラインナップしており、エアロ仕様の人気は高い。

エアロ仕様は当初ガソリングレードに限定されていたが、人気の高さゆえ、2016年にはハイブリッドモデルのエアロ仕様も追加されている。

新型ノア、ヴォクシーのマイナーチェンジ最新情報について

マイナーチェンジした新型ノア

ノア、ヴォクシーのマイナーチェンジに関する最新情報は以下の通りとなる。

新型ノア、ヴォクシーのマイナーチェンジを2017年7月3日実施

ノア、ヴォクシーがマイナーチェンジする時期は冒頭でもお伝えした通り、2017年7月3日に実施された。

ライバルのセレナe-POWERが2017年内、ステップワゴンハイブリッドが2017年秋に投入されると見られているため、それらよりも早い時期に実施されることとなった。

現行ノア、ヴォクシーがデビューしたのは、2014年1月ということを踏まえると、3年半ぶりの大改良となる。

ちなみに、先代の2代目ノア、ヴォクシーに関しては、2007年6月デビューで2010年4月にマイナーチェンジをしており、約3年のタイミングで改良されていた。

エクステリアのデザインを手直し

ダイナミックなフロントフェイスが与えられた、現行ノア、ヴォクシーだが、マイナーチェンジのタイミングでエクステリアのデザインが見直された。

見直しといっても、近年のトヨタ車のグローバルモデルの多くに採用されているキーンルックやアンダープライオリティを採用というわけではない、

新型ノア、ヴォクシー両車に共通する外観の変更点としては、「Bi-Beam LEDヘッドランプ」と「LEDクリアランスランプ」がヘッドライトに採用されたということ。

リアコンビランプのデザインが変更されているという部分だ。

では、それぞれの違いをチェックしてみよう。

<ノアのデザイン変更点>

まず、新型ノアに関しては、フロントグリルのデザインが大きく変更され、以前はメッキパーツだった横バーがボディカラーと一体化したものへと改良。

またフォグランプ部分についても、デザインが変更されている。

さらにリアコンビランプに関しては、印象的な2本のレッドラインが入ったスマートなデザインが採用されている。

<ヴォクシーの変更点>

新型ヴォクシーの変更点については、Vグレードに関しては、メッキパーツをエアインテークの部分に装備し、高級感を演出。

また、フロントグリルのデザインを一部変更し、これまで一体化されていたフロントバンパーは、左右に分割させるデザインへと変更。

リアのテールランプに関しては、スマートなデザインになった新型ノアに対し、クリアランプ部分のデザインを大きく変え、全体としてワイドになった印象を感じさせるデザインに。

 

また。エアロモデルのZSグレードに関しては、よりスポーティなデザインとすべく、ハの字モチーフとなるバンパー内のインテークが採用されている。

そもそも、キーンルックやアンダープライオリティについては、グローバルに展開するモデルに採用されるデザインのため、実質国内専用モデルといっても過言ではないノア、ヴォクシーに採用されなれないというのは、不思議ではない。

(SAIのように一部キーンルックが採用されている車種もあるが・・・)

インテリアや機能面の改良内容について

そしてインテリアについては、ピアノブラック調のパネルを特別仕様車以外にも展開されたり、メーターパネルのデザイン改良やブラック天井トリムの採用も行われ、全体として質感向上が図られる。

また、グレードによっては、ドアトリム素材に合皮が採用される。

新型ノアの内装

機能面での改良内容については、まず、現在備わっている電動スライドドアが、アルファードとヴェルファイア同様の予約ロック機能が装備される。

スマートフォンやタブレットを充電できるUSB端子も追加されることとなる。

その他、格式テーブルが助手席のシートバックに装備されたり、ハッチゲートのイージークローザーが採用されたりと、ターゲット層となるファミリーユーザーにとっては特に恩恵を受けやすい便利な内容となる。

パワートレインについて!新型エンジン「Dynamic Force Engine」搭載はなし

今回のノア、ヴォクシーのマイナーチェンジで注目されていたのが新型エンジンの搭載についてだ。

TNGA思想に基づいて開発された新型エンジン「ダイナミックフォースエンジン(Dynamic Force Engine)」が新型ノア、ヴォクシーに搭載される可能性が取りざたされていたが、実際には搭載はされない。

ちなみにダイナミックフォースエンジンとは、2016年12月に発表されたばかりの今後トヨタ車に搭載されていくと見られる新型エンジンであり、最大熱効率40%(HVでは41%)を実現させ、燃費性能の向上に加えて、加速時間の短縮を両立させることができる所がポイントとなっている。

このダイナミックフォースエンジンについては、2017年7月にフルモデルチェンジした新型カムリに直列4気筒2.5リッタータイプのものが初搭載されている。

次期カムリハイブリッドのフルモデルチェンジが2017年7月実施!TNGA+トヨタセーフティセンスP採用

現在のノア、ヴォクシーには、

  • 直列4気筒DOHC 2.0リッターの3ZR-FAEエンジン
  • 直列4気筒DOHC 1.8リッター2ZR-FXE型エンジン

が採用されているが、マイナーチェンジ後も同様もパワートレインが採用となる。

すでにストロングハイブリッドシステムを備え、トヨタセーフティンセンスも2016年に装備していることもあって、今のノア・ヴォクシーにとって大幅な改良をアピールできる素材は少ない。

もしも、ダイナミックフォースエンジン搭載となれば、今回のマイナーチェンジ最大の目玉となっただけにこの話題は次期モデルまでおあずけとなりそうだ。

最大のライバル 日産セレナの動向に注目

ノア、ヴォクシーの最大のライバルである日産セレナは、2016年8月にフルモデルチェンジしたばかりということもあって、その勢いはすさまじい。
新型セレナのフルモデルチェンジを2016年8月に実施!自動運転等の最新情報掲載
2017年1月の販売台数を見ても、ヴォクシーよりも約4,700台を上回っている状況だ。元々、セレナは、先代モデルの末期時点でも人気が高く、2016年上半期を見ても、ヴォクシーには届かないが、ノアよりも販売台数が多い状況であった。

そんなセレナが、自動運転システムとして「プロパイロット」搭載をアピールして新型がデビューしたのだから、売れないはずがない。

そんな新型セレナだが、2017年には日産のEV技術が活かされたハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載したグレードを新たに投入させる予定だ。

e-POWERは、エンジンを発電専用として随時モーターで駆動させるシリーズハイブリッド方式を採用しており、日産はこれをハイブリッドではなく電気自動車としてアピールしている。

それを搭載したセレナe-POWERは、ノア、ヴォクシーにとって脅威の存在となるのは確実だ。

なぜならば、そのe-POWERを搭載させた新型ノートが発売月の2016年11月に、日産として30年ぶりとなる販売首位を獲得したからだ。

日産ノートハイブリッドはe-POWER採用でアクア越えの燃費性能!

2017年1月でも国内の普通乗用車の販売台数で新型ノートは1位となっており、それほどまでにe-POWERの効果は大きいのだ。

そんなe-POWERが新型セレナに搭載となれば、さらなる注目を集めるのは必須だ。

追従クルーズコントロールの先進機能追加はもはや必須

このセレナe-POWERは、2017年夏に投入予定と見られるが、それまでにノア、ヴォクシーをマイナーチェンジという形でリフレッシュさせ、いかに少しでもセレナにユーザーが流れないように食い止めることができるのかどうか。

正直、筆者としては、せめて、ノア・ヴォクシーには追従機能付きクルーズコントロールをつけた方がいいと思う。

新型セレナの「プロパイロット」は、革新的な機能に見えるものの、実態は、全車速対応のクルーズコントロールにレーンキープアシスト機能を付けたものだ。

レーンキープアシスト機能はないものの、全車速対応のクルーズコントロールであれば、現在のトヨタセーフティセンスCをトヨタセーフティセンスPに変更することでノア・ヴォクシーにも対応することができるはずだ。

また、ホンダのステップワゴンに関しても、全車速対応ではないものの追従機能付きクルーズコントロールが使用でき、レーンキープアシスト機能もある。

ますます自動運転技術のニーズが高まる中、ライバルに差をつけられないためにも、今回のマイナーチェンジでノア、ヴォクシーに追従機能付きクルーズコントロール機能といった先進装備搭載を期待したい。

ただ、現時点では新型ノア・ヴォクシーには、マイナーチェンジ前同様にトヨタセーフティセンスCが継続採用されることが有力となっている。

新型ノア、ヴォクシーのマイナーチェンジが単なるリフレッシュにとどまるものになるのか、それとも先進装備等の搭載で新型セレナを圧倒できる存在になれるのか。

最新情報が入り次第、また続報をお伝えする。

新型ノア、ヴォクシーに対するVoice

セーフティセンスPがつくのかどうかが気になる

ステップワゴンのMC後のデザイン次第で買う車変わりそう

現在の売れ行きを見ると、セーフティセンスPなくても問題なさそう・・・

マイチェンで自動ブレーキは、対人検知対応になるのかな

デザインがどう変わるのか気になる

<ネット上より>

今回のノア、ヴォクシーのマイナーチェンジでトヨタセーフティセンスCがバージョンアップするのか、それともトヨタセーフティセンスPに変更されるのか注目するユーザーは少なくない。

歩行者認識対応の自動ブレーキやACCといった機能は、今やコンパクトカーを含む多くの車種で採用されている。

セレナやステップワゴンといったライバルのミニバンでもすでに搭載済みということを考えると、このタイミングで搭載をして欲しい所。

ノア、ヴォクシーは、小さい子供を持つファミリー層の多くが所有する車なだけに、先進の安全快適機能搭載には次期モデルにて期待したい。

おすすめの記事