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マツダがMazda2 sedan(マツダ2セダン)をベースとした教習車が発売される。
Mazda2とは日本名称デミオのグローバル車名のことであり、日本では、デミオセダンといったほうがしっくりとくるだろう。
マツダファンの中には、デミオセダンの日本発売を期待していた人もいただろう。
この記事に書かれていること一覧
デミオセダンは2014年に海外で登場
デミオセダンこと現行型のマツダ2セダンが世界初公開されたのは、2014年のタイ国際モーターエキスポ2014だ。
デミオをそのままセダンにしたというデザインであるが、非常にカッコいいコンパクトセダンに仕上がっている。
当時は、日本でも4代目DJ系デミオが発売されたばかりということもあり、デミオセダンを日本でも導入されるのかと期待された。
それカラ時が流れ、2019年5月にようやくデミオセダンが実質日本発売されることとなった。
マツダ教習車となった日本仕様のデミオセダン
デミオセダンの日本発売といっても、あくまで教習車として「マツダ教習車」という名称での発売となる。
マツダ教習車(デミオセダン)のデザイン
ボディサイズは、5ナンバー枠となっており、車両感覚が掴みやすい視認性が特徴だ。
ヘッドランプ、フットランプのLEDランプ化により耐久性が向上されている。
また、左右アウターミラー間寸法からはみ出さない指導員用アウターミラーを装備している。
6速MTモデルと6速ATモデルをラインナップ
マツダ教習車(デミオセダン)のエンジンには、1.5L直列4気筒直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」を採用。
変速機には、6速手動変速機「SKYACTIV-MT」と6速自動変速機「SKYACTIV-DRIVE」の2種類をラインナップ。
その他
教習車らしく、指導員席のシートリフターを標準装備。
その他、
- 指導員用サブブレーキ&フットレストの最適レイアウト
- 表示、操作を集中レイアウトした指導員用モニター
- 教習生用ミラーへの映り込みに配慮した指導員用防眩インナーミラー
等といった教習車向けの内容が備わる。
また、教習生が安心して運転できるための、安定した車両挙動の実現をサポートするG-ベクタリングコントロール(GVC)も標準装備となる。
販売価格は、6速MTのSKYACTIV-MTモデルが187万5,960円、6速ATのSKYACTIV-DRIVEモデルが194万2,920円となる。
デミオセダンが教習車として日本発売された理由を考える
なぜ、デミオセダンが教習車として日本発売されたのか。
それは、アクセラの代わりに教習車として導入する車としてベストな選択肢だったからと筆者は推測する。
マツダの教習車と言えば、アクセラを思い浮かべる人は多いだろう。
しかしながら、アクセラの車幅は1,795mmと運転初心者が練習するには大きすぎるサイズとなっている。
また、アクセラの後継モデルとして2019年に発売の新型Mazda3は、上級化が進み、もはや教習車モデルにするには似合わないと言っても過言ではない。
そこで、5ナンバーサイズという運転初心車にピッタリなサイズのMazda2セダンに白羽の矢が立ったと考えるのが自然だろう。
マツダ教習車として発売されるデミオセダンは、旧アクセラセダンの後継的存在とも言えそうだ。
セダン市場が低迷する中、教習車という需要の見込めるニッチなジャンルにて攻める新型のマツダ教習車。
是非とも、一般の日本ユーザー向けのデミオセダンのラインナップも今後期待したい。