
2014年9月から発売を開始したマツダの新型デミオの評価がかなり高い。
特に目玉のディーゼルモデルについては、2014年11月現在で納車まで3ヶ月待ちという所も多いようだ。
今回は、その話題の新型デミオについてピックアップする。
マツダの新型デミオについて。

評価されている点は多数あるものの、大きく分けると、デザインの良さ、運転性、ディーゼルモデルの良さといったところだろうか。
新型デミオのデザインについては、エクステリアは、コンセプトモデルのHAZUMIにほぼ近い形であり、欧州車のようなカッコよさと近年評判の鼓動デザインを取り入れている。
新型デミオのコンセプトカーであるHAZUMI

そのイメージとして次の画像を見てほしい。上にアップした画像のリア部分を切り取っただけであるが、何となく分かっていただけるはずだ。


⇒マイナーチェンジ後の新型アテンザのデザインについてはコチラ
画像のホワイトレザーについては、「13S L Package」と「XD Touring L Package」モデルのみ採用となっているが、アテンザやアクセラと同じものを使えると考えるとかなり魅力的である。
次に運転性についてだが、これまた、コンパクトカーだからといって妥協はしていない。
アクセラと同等に戦えるレベルにあるのだ。
実際に開発主査である土居歩氏がインタビューで次のように答えている。
インタビュアー:では、新型デミオは"小さいアクセラ"を目指したと?
土井氏:「いやいや、もちろんそれだけじゃありません。アクセラより良いところもあります」
インタビュアー:具体的には例えばどんなところですか?
土井氏:「例えばロードノイズとか、デミオの方が静かになっています。やっぱり新しいクルマの方が、これまでのクルマ作りで学んだことや、最新の技術も使えますから」
http://jp.autoblog.com/2014/09/12/mazda-demio-video-and-interview/より
アクセラで学んだ技術を活かして、それを惜しみなくデミオにも導入し、結果としてアクセラを上回るところもあるというのだから驚きである。
新型デミオのディーゼルモデルの納期が3ヶ月以上という人気
今回の新型デミオの目玉は、ディーゼルモデルと言っても過言ではないだろう。実際に、初期受注については7割の人がディーゼルモデルを選択しているようなのだ。
その人気ゆえ、11月現在で納期が3ヶ月待ちという状況になっている(各店舗によって納車待ち期間は前後する)。
30.0Kmというハイブリッド車並みの低燃費といった所(ガソリンモデルは24.6km/L)も魅力ではあるが、なんといっても、ディーゼルモデルオリジナルのオプションである危機認知支援技術(側方や後方からの車両接近を知らせるBSMや自動的にハイビームとロービームを使い分けるHBC、車線から逸脱するのを音で警告するLDWS)やクルーズコントロールといったところも、ガソリンモデルより魅力に思わせられる所だろう。
コンパクトカーのライバル車も負けずとモデルチェンジをしてくるだろうが、デザインから機能まで贅沢に詰まったコンパクトカーのデミオの快進撃はまだまだこれからも続くことだろう。
この話題に対するVoice
・この車は国産コンパクトカーのハードルをトコトン上げちゃったからねぇ~
・新型デミオ試乗してきたけど、めっちゃ良かった(*´∀`*)
・コンパクトカーとは思えない乗り心地でした
・新型デミオすれちがったけど、めちゃめちゃヒット車のオーラが出てたなぁ
・エクステリアもカッコ良い上、内装の質感が非常に高くてびっくりしました。クラス以上の存在感!
・新型デミオは高級感あるねー
<2ちゃんねる、Twitterより>
かなり評価の良い声が多く挙がっている。
正直ここまで評価の良い車というのもめずらしいのではないだろうか。外観と内装の評価は特に高いようだ。
もしかすると新型デミオは、コンパクトカーという概念を塗り替えたのかもしれない。
今後のコンパクトカーは、デミオが基準になる可能性も秘めていると言えるのではないだろうか。
新型デミオ以降に発売されるコンパクトカーの水準が一気に高まることを是非、期待したい。