
マツダは、アテンザに関する2019年の年次改良をもう間もなく発表される見通しだ。
今回の年次改良で注目すべきは、2.5Tのターボモデル追加だけでなくマツダ6(Mazda6)への名称変更が有力となっていることだ。
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アテンザ 2019年の年次改良にてMazda6(マツダ6)へ改名か
前回、【次期アテンザの日本名称はMazda6(マツダ6)へ変更?直6 FR化で2020年頃発表の可能性】の記事に記載したように、アテンザの名称変更はフルモデルチェンジ後と筆者は予想していた。
しかしながら、現行型の2019年の年次改良というタイミングでアテンザがMazda6へ改名する可能性が有力となっているのだ。
アテンザの名称変更はMazdaのブランド化&Mazda3とタイミングを合わせることが理由か
アクセラがMazda3へ変更されたことから、いずれアテンザも海外仕様のMazda6へと名称変更がされると予想していた人は多いだろう。
しかしながら、まさかアテンザが現行モデルの年次改良にて名称変更されることになるとは、どれだけの人が予想しただろうか。
なぜ、今回の年次改良で改名するのかを考えると、Mazda3とタイミングを合わせる為と推測できる。
2019年のマツダ新世代商品第1弾Mazda3の発売を機に、既存のモデルも名称を図る。
それだけではないだろう。
BMWやメルセデスベンツ(Mercedes-Benz.)のように「Mazda」という名称を今後ブランド化させていきたいという意思が感じられる。
車に対して興味のない人は、7シリーズやSクラスと聞いても「何の車?」となるが、BMWやベンツと聞くとプレミアムな車という印象をもたれる。
マツダもMazdaと聞けばプレミアムと思われるメーカーを本気で目指す。
それが、今回アクセラやアテンザという名前を捨ててMazda3,Mazda6に変更へ踏み切った経緯ではないだろうか。
アテンザに2.5Tターボエンジンモデル追加で商品力強化
2019年の年次改良では、2.5リッター直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を搭載したモデルの追加が有力だ。
SKYACTIV-G 2.5Tは、海外仕様のアテンザ(Mazda6)には、すでに搭載されているが日本仕様では2018年のマイナーチェンジ後も搭載がされていなかった。
日本市場では、CX-5とCX-8が2018年の年次改良にて「SKYACTIV-G 2.5T」エンジンが搭載されたが、それに続いての採用となりそうだ。
<参考スペック(CX-5のSKYACTIV-G 2.5T)>
最高出力169kW(230PS)/4,250rpm
最大トルク420Nm(42.8kgfm)/2,000rpm
アテンザ 2019年の年次改良のその他変更点は?
その他、改良内容としては、G-ベクタリングコントロールプラス(GVCプラス)やマツダコネクトのApple CarPlayとAndroid Auto対応か。
Mazda3に新採用されているCTSや第2世代マツダコネクトの採用は次期モデルまでお預けの可能性が高い。
詳しい情報は、最新情報が入り次第、またお伝えする。