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トヨタ自動車の2BOXハッチバックカーのオーリスのフルモデルチェンジがいよいよ行われる。
現時点では、次期オーリスの発売時期は2018年6月26日が有力。
特に欧州では人気の高いハッチバックカーとして人気のオーリスだが、日本仕様の次期モデルでは名称をカローラスポーツもしくはカローラハッチバックとして発売する可能性が高い。
今回は、外観・内装デザインの紹介はもちろん、パワートレイン情報や燃費性能、価格予想を含めて次期オーリスのフルモデルチェンジに関する最新情報をお届けする。
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この記事に書かれていること一覧
- 1 トヨタ新型オーリスのフルモデルチェンジの最新情報!変更点のポイント
- 2 トヨタ次期オーリスの日本仕様はカローラスポーツもしくはカローラハッチバックの名称へ変更
- 3 トヨタ新型オーリス,カローラスポーツの外観(エクステリア)デザイン
- 4 次期オーリス 海外でテストカーと見られる車がスクープされていた
- 5 トヨタ新型オーリス(カローラハッチバック)の内装(インテリア)デザイン
- 6 動画でチェック
- 7 トヨタ新型オーリス(カローラハッチバック)のサスペンション
- 8 トヨタ新型オーリス(カローラハッチバック)のパワートレイン、エンジンスペック
- 9 トヨタ新型オーリス(カローラSPORT)の燃費性能予想
- 10 トヨタ新型オーリス(カローラスポーツ)にGTグレード登場の噂。ハイスペックモデルの存在
- 11 トヨタ新型オーリス(カローラハッチバック)の先進安全装備に第2世代トヨタセーフティセンス搭載
- 12 トヨタ新型オーリス(カローラスポーツ)の日本発売日と価格予想
- 13 次期カローラのセダンとステーションワゴンは2019年
- 14 オーリスのライバルの状況
- 15 新型オーリスは、カローラハッチバックとして日本での存在感をどこまで向上できるのか
トヨタ新型オーリスのフルモデルチェンジの最新情報!変更点のポイント
トヨタ新型オーリスのフルモデルチェンジの変更点の注目ポイントは次の通りだ。
- 日本仕様では名称がカローラスポーツ(カローラハッチバック)へ変更の見通し
- 新世代のスポーティな外観・内装デザイン
- パワートレインに新型ハイブリッドシステム採用
- トヨタ新世代プラットフォームTNGA採用
- ゴルフGTIを含むライバル車種
それでは詳しく見ていこう。
トヨタ次期オーリスの日本仕様はカローラスポーツもしくはカローラハッチバックの名称へ変更
トヨタ次期オーリスに関しては、冒頭でもお伝えしたように名称がカローラスポーツもしくはカローラハッチバックの名称で発売される見通しだ。
ちなみに欧州ではオーリス名のままでの発売となるが、米国では「カローラiM」の後継モデルとしてカローラハッチバックの名称で発売されることになる。
日本で名称を変更する理由としては、知名度の高いカローラブランドを活かすことで低迷しているオーリスの販売底上げと、カローラブランドを再興させる狙いがあると思われる。
トヨタ新型オーリス,カローラスポーツの外観(エクステリア)デザイン
トヨタ新型オーリスのフルモデルチェンジ後のデザインがこちらだ。
フロントビュー
上が欧州仕様の新型オーリス、下が米国仕様の新型カローラハッチバックである。
新型のデザインコンセプトは「シューティングロバスト」。
- シューティング=スポーツクーペの要素を持つ
- 「ロバスト」は骨格のたくましさ・力強さや基本性能の高さ
を意味するとされている。
どちらもほぼ同テイストのデザインであり、大きな違いとしてはLEDヘッドランプのデザインが異なる所くらいだ。
新型カローラハッチバックには、J字形状に光るBi-Beam LEDが採用されている。
フロントデザインとしては、トヨタ車でおなじみのキーンルックとバンパー部分に台形型のアンダープライオリティを採用したフロントマスクとなり、グリルはメッシュ状のデザインを採用。
全体的にスポーティでシャープなデザインとなっている。
日本仕様となるカローラスポーツでは、トヨタ公式サイトにて米国仕様のカローラハッチバックが紹介されていることから米国仕様とほぼ同様のデザインになると思われる。
サイドビュー
サイドビューは、ホイールベースが拡大されたことにより、ややワイド&ローな印象に。
欧州仕様は、2トーンカラーとなっているが、これはオプション設定されると見られる。
リアデザイン
先代オーリスよりもリアの傾斜が大きくなっており、ルーフスポイラーが標準装備されることによって、よりスポーティなハッチバックスタイルを確立。
スタイリッシュなデザインとなったリアコンビランプにも注目だ。
先代オーリスとの画像比較
先代オーリスと新型オーリス(カローラハッチバック)の画像を比較してみよう。
新型オーリス(カローラハッチバック)と旧型モデルを比較するとキープコンセプトながらも、新プラットフォーム採用の恩恵を受けてか低重心化されていることが伺える。
またぱっくりと口を開けたようなデザインとなるアンダープライオリティを採用したことによって、ヴィッツやアクアに近い印象を受けるようになった。
トヨタ新型オーリス(カローラスポーツ)のボディサイズ
新型オーリス(カローラスポーツ)のボディサイズは、
- 全長4,370mm(先代は4,330mm)
- 全幅1,790mm(先代は1,760mm)
- 全高1,435mm(先代は1,480 - 1,500mm)
- ホイールベース2,640mm(先代は2,600mm)
となる。
全長は40mm長く、全幅は30mm広く、全高は45~65mm低くなった。
また、ホイールベースは40mm延長されている。
フォルクスワーゲンの「ゴルフ」等、ライバルとなるヨーロッパのCセグ車対抗のためにも、新たなプラットフォームを活かしたボディ拡大が図られたともとれる。
次期オーリス 海外でテストカーと見られる車がスクープされていた
実は、これまで次期オーリスのテストカーと見られる車が海外メディアにてスクープされていた。
こちらはMOTOR1がスクープしたツイートである。
New spy video catches Toyota testing the next generation of the Toyota Auris (or Corolla iM depending on where you live) 👀 https://t.co/ypN6G9HD9i
— MOTOR1 (@Motor1com) 2018年2月14日
カモフラージュされているものの、全体的に現行オーリスと一見、キープコンセプトに感じさせるデザイン。
だが後席のウインドウ部分は現行モデルよりも反ったデザインとなっており、リアコンビランプに関しては、導光式のテールランプが採用されていると見られる。
MOTOR1の記事では、内装を含めた各部位の写真や動画が公開されているので是非、ご覧になることをオススメしたい。
>>>MOTOR1による次期オーリスのテストカーのスクープ記事はこちら
トヨタ新型オーリス(カローラハッチバック)の内装(インテリア)デザイン
トヨタ新型オーリス(カローラハッチバック)の内装デザインは、先代から大幅に刷新されている。
デザインコンセプトは「センシュアスミニマリズム」とされ、シンプルながらもスポーティで上質なインテリアを表現。
マルチメディアとコネクティッド機能の充実化が図られており、ナビゲーションモニターとして8インチのタッチスクリーンがセンターコンソール上部分に標準搭載される。
米国で展開されるマルチメディアシステム「Entune 3.0 Audio」を備えており、Apple CarPlay、Amazon Alexa、Wi-Fi Connect、音声操作も可能なナビゲーションアプリのScout GPS Link等にも対応。
オートホールド機能付きの電動パーキングブレーキ等の先進装備も充実している。
新開発のスポーツシートを採用することで、乗り心地の向上に加えて、運転手が自然な姿勢で運転ができるように工夫されている。
フロント座席については、ヒップポイントを低くしてホールド性を徹底的に追求されている。
動画でチェック
トヨタ新型オーリス(カローラハッチバック)に新世代プラットフォーム「TNGA」を活用
新型オーリス(カローラハッチバック)のプラットフォームには、TNGA(Toyota New Global Architecture)の思想を取り入れたトヨタ新世代プラットフォームGA-Cプラットフォームを採用。
すでに、4代目プリウスを皮切りに、多くのトヨタの新車で活用されて始めているが、新型オーリスも例外ではない。
多くの車で共用できることで、生産と開発コストが抑えられ、効率よくパフォーマンスに優れた開発に貢献するTNGAの効果は計り知れない。
今回は、アルミ材、超高張力鋼板の使用拡大や構造接着剤の最適使用、スポット溶接の打点追加等によって、ねじり剛性を現行比60%向上させている。
デザインの柔軟性や、ボディ剛性の強化、低重心化といった恩恵を受けた新型オーリスは、モデルチェンジ前よりも大幅な進化を遂げることが可能になるわけだ。
トヨタ新型オーリス(カローラハッチバック)のサスペンション
トヨタ新型オーリス(カローラハッチバック)のサスペンションには、
- フロントサスペンションにはマクファーソン・ストラット
- リアにはダブルウィッシュボーン
が採用される。
トヨタ新型オーリス(カローラハッチバック)のパワートレイン、エンジンスペック
フルモデルチェンジ後の新型オーリス(カローラハッチバック)のパワートレインについてだが、新開発の直列4気筒2.0リッター直噴「Dynamic Force Engine(ダイナミックフォースエンジン)」が搭載される。
これに、トランスミッションとして「Direct Shift-CVT」、「iMT(intelligent Manual Transmission)制御」を採用した新型6速MTを組み合わさることとなり、パワフルな走りが期待される。
エンジンスペックに関しては、
- エンジン出力:183ps/18.4kgm
- モーター出力:109ps/20.6kgm
が有力だ。
ちなみに欧州仕様の新型オーリスでは、この新型2リッターエンジン以外に、従来型の1.2リッターのガソリンターボエンジンと1.8リッターのハイブリッドモデルがラインナップされる。
<ディーゼルエンジンについて>
ヨーロッパ仕様の先代オーリスには、ディーゼルエンジンモデルがラインナップされている。
日本でも近年は、マツダのクリーンディーゼル搭載車の発売によって、ディーゼルエンジンの知名度は向上しつつある。
現時点で不透明なのが、NAの1.8Lガソリンモデルがモデルチェンジ後にどうなるかだ。
この1.8LのNAガソリンモデルが、新型オーリスではディーゼルモデルにとって代わるのではという情報も一部では存在する。
トヨタ新型オーリス(カローラSPORT)の燃費性能予想
ダイナミックフォースエンジンを搭載したハイブリッドモデルの新型オーリス(カローラSPORT)の燃費性能に関しては、35.0km/L前後と予想したい。
先代オーリスのハイブリッドモデルの燃費性能は、JC08モードにて30.4 km/Lだったが、新型エンジンとTNGAプラットフォーム採用によって大幅な燃費性能向上が考えられる。
トヨタ新型オーリス(カローラスポーツ)にGTグレード登場の噂。ハイスペックモデルの存在
トヨタ新型オーリス(カローラSPORT)は、発売から遅れて直3の1.6リッターターボエンジン搭載グレードとなる「GTグレード」発売の噂がある。
カローラスポーツGTとなるのかカローラスポーツGRになるのかはまだ不明だが、2019年内に登場が噂される。
ライバルとしては、VW「ゴルフGTI」を想定か。
トヨタ新型オーリス(カローラハッチバック)の先進安全装備に第2世代トヨタセーフティセンス搭載
トヨタ新型オーリス(カローラハッチバック)に第2世代トヨタセーフティセンスが搭載される。
第2世代トヨタセーフティセンスは、2018年1月にビッグマイナーチェンジしたアルファード・ヴェルファイアから搭載されているトヨタ最新式の先進安全装備である。
>>アルファード・ヴェルファイアのマイナーチェンジ情報はこちら
第2世代のトヨタセーフティセンスの内容に関しては、こちらのトヨタ公式動画が分かりやすいので紹介させていただく。
夜間歩行者や自転車検知にも対応した自動ブレーキの性能向上や、全車速対応レーダークルーズコントロール、車線からはみ出ないように車線中央を走るように自動でサポートするレーントレーシングアシスト等、魅力的な機能が採用されている。
また、先進装備という面では、インテリアの所でもお伝えしたように次期オーリスには電動パーキングブレーキが搭載される。
ちなみにオーリスのライバルとなるインプレッサやアクセラには、トヨタセーフティセンスP同等以上の装備が搭載されているが次期オーリス(カローラスポーツ)に第2世代のトヨタセーフティセンスが搭載されることで、大きなメリットとなるはずだ。
※アクセラに関しては2019年に全面改良の見通しで、次世代ガソリンエンジン搭載が話題となっている
次期アクセラに関しては、「アクセラのフルモデルチェンジ情報」の記事を参照していただきたい。
トヨタ新型オーリス(カローラスポーツ)の日本発売日と価格予想
カローラスポーツ、もしくはカローラハッチバックの名称で発売が見込まれる日本市場。
気になる日本発売日は2018年6月26日の見通しだ。
これは新型クラウンの発売日の翌日になる。
>>クラウンのフルモデルチェンジ最新情報
価格(販売金額)に関しては、
- 1.2リッターターボモデル:250万円前後
- ハイブリッドモデル:280万円前後
と予想する。
次期カローラのセダンとステーションワゴンは2019年
カローラシリーズとして、セダンとステーションワゴンに関しては、当初同じく2018年に次期モデルデビューと見られていたが、カローラSPORT(次期オーリス)の発売後となる2019年発売が現在有力となっている。
次期カローラフィールダーとアクシオのモデルチェンジ情報に関しては、こちらの「カローラのフルモデルチェンジ情報」の記事を参照していただきたい。
オーリスのライバルの状況
オーリスは、欧州市場が主なターゲットとなっており、次期モデルでもそれは大きく変わることはなさそうだ。
大きなライバルとしては、同じCセグカーのフォルクスワーゲンのゴルフが上げられる。
ただ、日本市場でのライバル車を考えると以下の車種が当てはまる。
トヨタ プリウス
同じトヨタ内でのライバルとなるのプリウス。
日本では圧倒的にプリウス優位な状況だが、実は、欧州ではオーリスの方が人気が高い。
それゆえ、本記事前半でも少し紹介したが、オーリスのステーションワゴンモデルも販売されている程だ。
しかしながら、日本でも2016年4月にハイブリッドモデルを追加するなど、日本市場でオーリスへのテコ入れがされつつある。
4代目プリウスよりも余程劣る部分がなく、デザインの差別化が上手くできれば、新型オーリスは、アンチプリウス層の受け皿として十分に働くことができるだろう。
【追記】4代目プリウスは2018年末にマイナーチェンジする可能性が有力
スバル インプレッサ
今まさにノリに乗っているのが新型インプレッサ。
オーリスにとって、日本では強力なライバルとなるのが、インプレッサスポーツだ。
インプレッサは、2016年10月にフルモデルチェンジを行い、新プラットフォームSGPを活用するなど、飛躍的な進化と遂げた。
トヨタとしては、インプレッサのユーザー層を、何とか新型オーリスへ呼び寄せたい所だろう。
マツダ アクセラ
クリーンディーゼルエンジンを搭載し、欧州市場でもオーリスのライバル関係となるマツダのアクセラ。
第2世代のスカイアクティブを採用したフルモデルチェンジが2019年に行われる見通しであり、今後、より強力なライバルとなるのは間違いない。
新型オーリスは、カローラハッチバックとして日本での存在感をどこまで向上できるのか
トヨタ最先端の技術が搭載される新型オーリスが、日本市場にてどこまでシャアを伸ばすことができるのかどうか。
それは、デザインはもちろん、「プリウスやインプレッサよりも新型カローラのハッチバックモデルが欲しい」と思える訴求をいかに演出できるのかどうかがキーとなるだろう。
プリウスとは一味違うTNGA世代の新型オーリスには、大いに期待したい。