
日産のコンパクトカーのキューブのフルモデルチェンジに関する最新情報、そして予想内容を含めて今回お伝えする。
キューブと言えば、1998年に初代モデルが発売され、現在は2008年から発売されている3代目キューブが今だ現役だ。
もはや約9年以上モデルチェンジしていないということもあって、次期モデルを待つファンは少なくない。
そこで、新型キューブのフルモデルチェンジに関する注目ポイントをピックアップして紹介する。
この記事に書かれていること一覧
日産キューブ フルモデルチェンジ最新情報(予想含む)
日産キューブの注目内容は、
- 発売時期
- デザイン
- パワートレイン
- 先進装備
となる。
次期キューブの発売時期はいつ!?後継プチバンへバトンタッチの可能性も
次期キューブへのフルモデルチェンジはかつて何度も噂されてきた。
数年前から、これまで何度もキューブのモデルチェンジに関する噂は出ては消えるということが繰り返されてきた。
かつて出ていた噂では、
トヨタ シエンタ、ホンダ フリードに対抗する新世代のプチバン
としてデビューするかもしれないということだ。
つまりキューブとしてではなく、キューブ後継の新型モデルが誕生する可能性があるというわけである。
現在、キューブクラスのミニバンではシエンタ、フリードというコンパクトカーなのに居住空間が広く、使い勝手に優れた3列シートミニバンが大人気。
次世代キューブは、それらのポイントを押さえたクルマになると見られる。
新型キューブ、もしくは、キューブ後継モデルの発表舞台として期待すべき所は2019年10月開催の東京モーターショー2019だ。
新型キューブの外観デザインは?
近年の日産のデザインアイデンティティを探ると新型キューブのデザインイメージがつかめる。
最新の日産車のデザインのポイントとしては以下のものだ。
Vモーショングリル&ブーメランシグネチャーランプ
まずは、フロントデザインについて。
フロントグリルには、V字型のデザインとなったVモーショングリル。そしてフロントランプには、ブーメラン状となったブーメランシグネチャーランプ。
このVモーショングリルについては、新型セレナ、ノート等々様々な車種で採用されている。
BMWのキドニーグリルやレクサスのスピンドルグリルの一目で見てパッと日産車と分かるのが、Vモーショングリルであり、これが新型キューブに採用されるのはまず間違いないだろう。
リアコンビランプにもブーメランランプシグネチャー
日産の新型車は、フロントランプだけでなく、リアコンビランプにもブーメラン形状のブーメランランプシグネチャーが採用される傾向にある。
新型キューブのコンセプトカー候補"TOWNPOD"
新型キューブのコンセプトカーの候補として期待されているのが、パリモーターショー2010にて公開されたTOWNPOD (タウンポッド)。
そのタウンポッドの画像がこちら。
新型キューブの予想画像について
新型キューブの予想画像についてもネット上で話題となっている。
その予想画像は、トヨタのシエンタやホンダフリード風のエクステリアに、Vmotionグリル等の日産のデザインアイデンティティを取り入れたデザイン画像(イラスト)となっている。
どちらかというと、ノートベースのミニバンといったイメージだろうか。
新型キューブは、先ほどのTOWNPODよりも、次期デイズのコンセプトカー「TEATRO for DAYZ」に近い感じになると予想したい。
TEATRO for DAYZの画像はこちら。
新型キューブのボディサイズ
新型キューブのボディサイズについては、
- 全長:4255mm
- 全幅:1695mm
- 全高:1685mm
- ホイールベース:2750mm
と予想する。
新型キューブ モデルチェンジでe-POWER搭載か
新型キューブのパワートレインには、ノートに搭載されている「e-POWER」採用が有力。
このe-POWERは、日産のEV技術を活用したシリーズハイブリッドシステムを採用している。
新型キューブにも、ノートと同様の「直列3気筒DOHC 1.2 L直噴スーパーチャージャー」エンジンを採用し、現在の1.5リッタータイプよりもダウンサイジング化が図られる可能性がある。
新型キューブは、
- ガソリンモデル
- e-POWER採用のハイブリッドモデル
の2本立てとなる可能性は十分考えられる。
キューブe-POWER等の予想スペック
新型キューブの予想スペックについては、
<e-POWERモデル>
- 直列3気筒DOHC 1.2 L直噴スーパーチャージャー
- 最高出力:79ps/5400rpm
- 最大トルク:10.5kgm/3600-5200rpm
- モーター出力:80kW(109PS)/3008-10000rpm
- モータートルク:254N・m(25.9kgf・m)/0-3008rpm
<ガソリンエンジンモデル>
- 直列3気筒DOHC 1.2 L直噴スーパーチャージャー
- 方式:HR12DDR
- 最高出力:72kW(98PS)/5600rpm
- 最大トルク:142N・m(14.5kgf・m)/4400rpm
とする。
燃費性能
新型キューブの燃費性能は、現行型の19.0km/Lよりも向上してガソリンモデルに関しては23.0km/L程度になるのではと見られている。
そしてe-POWERモデルの燃費性能に関しては、シエンタハイブリッドとフリードハイブリッドの27.2km/Lを大幅に上回り、ノートe-POWERの37.2km/Lに近い性能となることが期待される。
新型キューブの先進装備にプロパイロット搭載で利便性向上か
新型キューブに搭載が有力視されるのが、高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」。
これは、新型セレナから採用されている、今注目の日産の先進装備の一つだ。
プロパイロットは、運転手に代わってアクセル、ブレーキ、ステアリングをシステムで自動制御してくれるため、高速道路の走行時の疲れやストレスを大幅に軽減してくれる。
その他先進装備
その他、新型キューブへの搭載先進装備として可能性があるのは、以下のシステムだ。
- インテリジェント エマージェンシーブレーキ
- インテリジェントオートライトシステム
- インテリジェント パーキングアシスト(駐車支援システム)
- インテリジェント ルームミラー
- インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)
- LDW(車線逸脱警報)
- BSW(後側方車両検知警報)
- RCTA(後退時車両検知警報)
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- 進入禁止標識検知
7人乗り3列シートモデル設定も
かつて2代目キューブ(2002年~2008年)には、3列シート7人乗りモデルの「キューブキュービック」が発売されていた。
あれから、約10年。
フルモデルチェンジする新型キューブには、再び3列シート7人乗りモデルがラインナップされる可能性が取りざたされている。
新型キューブを世界戦略車としての展開も想定され、その場合、中国やアジア新興国が主なターゲットとして、需要のある大家族等の大人数が乗れるコンパクトミニバンとして展開されていく可能性も考えられている。
トヨタ シエンタやホンダ フリードに本格的に対抗する次世代のプチバンとして新型キューブは君臨することになるのではないだろうか。
新型キューブ フルモデルチェンジ最新情報のまとめ
長らくフルモデルチェンジを行っておらず、次期モデルが待たれるキューブ。
新型キューブでは、e-POWERやプロパイロットといった日産の先進技術を投入した渾身のプチバンとなる可能性が有力だ。
ライバルのシエンタ、フリードよりも後発デビューとなるだけに、どこまで差別化を図ることができるのかが注目ポイントとなる。
最新情報がまた入れば、またお伝えする。
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