
かつて日本でも販売されていたピックアップトラックモデルのハイラックス。
7代目ハイラックスが発売された2004年以降は海外専売モデルとなっていましたが、13年ぶりに日本でも復活して発売されることとなった。
日本発売される新型ハイラックスピックアップは、2015年からタイ等で発売されているフルモデルチェンジされた8代目ハイラックスが輸入モデルとして投入という形になる。
新型ハイラックスの発売日は、2017年9月12日だ。
そんな復活する日本仕様の新型ハイラックスについて注目の最新情報をお届けする。
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2017年9月12日 新型ハイラックスとして復活!日本仕様の詳細
復活する日本仕様の新型ハイラックスの発売時期(発売日)に関しては、2017年9月12日となる。
かつてハイラックスピックアップという名称で販売されていましたが、今回はピックアップの名称はつかずに、ハイラックスとして販売されることとなった。
その新型ハイラックスの内容として注目ポイントは、
- デザイン
- パワートレイン
- 安全装備
となる。
復活する新型ハイラックスのエクステリアデザイン
13年ぶりの復活となる日本仕様の新型ハイラックスのエクステリアデザインは、海外モデルとほぼ同じデザインとなる。
日本仕様の新型ハイラックスのエクステリア画像がこちら。
上の画像のボディカラーは、スーパーホワイトII。
そしてこちらが海外仕様の8代目ハイラックスの外観画像。
<出典:NetCarShow>
上の画像のボディカラーは、クリムゾンスパークレッドM。
新型ハイラックスのフロントデザインには、水平基調のグリルが採用されており、ヘッドランプには横長ランプを採用。
フロントには、オートレベリング機能付きとなるLEDヘッドライトが装備されている。
上級グレードとなるZグレードに関しては、フロントグリルのバーとフォグランプ上部分のL字ガーニッシュにメッキ加飾してデザインの差別化。
対して、ノーマルグレードとなるXグレードに関しては、マニュアルレベリング機能付きとなるハロゲンヘッドライトを採用し、フロントグリルとフォグランプ上部分のL字ガーニッシュはブラック塗装となっている。
<オプション>
- オプションでは、
- ゲートプロテクター
- トノカバー
- マフラーカッター
- リアゲートデカール
- フロントバンパープロテクター
を装備することが可能となる。
新型ハイラックスのボディサイズ
- 全長:5335mm
- 全幅:1855mm
- 全高:1800mm
新型ハイラックスのボディカラーは5色
新型ハイラックスのボディカラーは、
- スーパーホワイトⅡ
- アティチュードブラックマイカ
- シルバーメタリック
- クリムゾンスパークレッドメタリック
- ネビュラブルーメタリック
の5色。
新型ハイラックスのインテリア画像
新型ハイラックスのインテリア画像は以下の通りだ。
<Xグレードの内装>
センタークラスター等、全体的にブラック塗装となっている。
メーターはアナログメーターを採用し、中央にマルチインフォメーションディスプレイを装備。
エアコンは、マニュアル式を採用。
チップアップ式のリアシートを採用。
<Zグレードの内装>
上級グレードということもあって、メッキ加飾がサイドレジスター等の所々に施されており、上質感漂う室内空間に。
また、ステアリングホイールには本革巻き仕様のものを採用。
メーターはオプティトロンメーターを採用し、4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを搭載。
エアコンは、オートエアコンを標準装備。
リアシートに関しては、6:4分割が可能となるチップアップ式のリアシートを採用。
<参考 海外仕様の内装>
バックモニターも採用されており、また、トランスファーダイヤルについては、空調パネルの右に装備。
メーターパネルに関しては、中央部分にTFTインフォメーションディスプレイを装備(グレードによる)
全体的に質感も高く、デザインとしてもまとまった内装となっている。
新型ハイラックスのパワートレインにディーゼルエンジン搭載
日本で復活する新型ハイラックスのパワートレインには、ディーゼルターボエンジンが搭載されることとなる。
そのエンジンには、2GD-FTV型ディーゼルエンジンが搭載されている。
<2GD-FTVスペック>
タイプ:水冷直列4気筒 DOHC 16バルブ 電子制御コモンレール筒内直接噴射 可変ジオメトリーターボ
排気量:2,393cc
内径×行程:92.0mm×90.0mm
圧縮比:15.6
出力:110kW(150PS)/ 3,400rpm 400N·m(40.8kg·m)/ 1,600~2,000rpm
ちなみに、海外モデルのハイラックスには、ディーゼルターボモデルは、2.4Lモデル以外に、ランドクルーザープラドに搭載されている2.8L1GD-FTV型エンジンそして、2.7Lと4.0Lのガソリンエンジンモデルの4種類がラインナップされている状況だ。
新型ハイラックスの安全装備にトヨタセーフティセンスPはなし
今後の、日本のトヨタ車には先進安全装備のトヨタセーフティセンスが搭載されることになるのですが、新型ハイラックスは、輸入販売ということもあってトヨタセーフティセンスPは搭載されていない。
ただし、その代わりに新型ハイラックスに搭載される安全装備は以下のものとなる。
- 歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステム
- レーンディパーチャーアラート(車線逸脱警報システム)
これは、上級グレードのZグレードに標準装備されることとなった。
新型ハイラックスの価格とグレード
日本復活する新型ハイラックスの価格とグレードに関しては以下の通りとなる。
エンジン | 駆動 | トランスミッション | 価格 (消費税込み) |
||
---|---|---|---|---|---|
X | 2GD-FTV (2.4Lディーゼル) |
パートタイム 4WD |
6 Super ECT | 3,267,000円 | |
Z | 3,742,200円 |
新型ハイラックスTRDも日本発売へ
新型ハイラックスTRD仕様は日本でも発売されることとなる。
専用アクセサリーパーツとして主に以下のものが用意されている。
- フロントグリル
- フロントバンパーカバー(ツヤ消しブラック)
- フロントアンダーカバー
- サイドステップ
- スポーツバー
- TRD ロゴデカール
- ハードトノカバー
- 17インチアルミホイール「JAOS トライブ クロウ」&ナットセット
- ドアハンドルプロテクター
- 本革シフトノブ
- オイルフィラーキャップ
- プッシュスタートスイッチ
その他、キャノピー(36万税別)、オーバーフェンダー(8万税別)といった装備もある。
新型ハイラックス日本復活の最新情報まとめ
13年ぶりのフルモデルチェンジということで、新型ハイラックスが2017年9月12日に発売された。
かつてのライバル、三菱トライトン等ライバル車が撤退してしまった中、国内で唯一のヘビーなピックアップトラックとなる新型ハイラックス。
輸入販売モデルになるとは言え、従来のハイラックスピックアップファンの人にとってはたまらない車だ。
SUVブームとなる中、ヘビーデューティピックアップとなる新型ハイラックスがどこまで販売を伸ばせるのか要注目だ。
また、【ランドクルーザープラドのマイナーチェンジ情報】の記事にあるように、新型ハイラックスと同時にランクルプラドの大幅改良モデルが発売されている。
トヨタは、今後、さまざまな次世代モデルを投入する見通しだが、【ハイエースのフルモデルチェンジ情報】の記事や【クラウンのフルモデルチェンジ情報】など注目情報が盛りだくさんだ。