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ホンダのインサイトが2018年12月に3代目となる新型モデルを日本発売した。
2014年に販売終了をしたZE2/3型の2代目インサイトは、2009年にデビューしたということもあり、今回、9年ぶりとなるフルモデルチェンジが実施されて復活となり話題となった。
また、日本仕様は北米仕様と異なった専用デザインが採用される等、日本仕様のオリジナル内容も見逃せない。
そんな新型インサイトの最新情報をお届けする。
<追記>
発売後の新型インサイトの売れ行きに関して分析した記事がこちら
インサイト 新型の売れ行きについて
この記事に書かれていること一覧
新型インサイトのフルモデルチェンジ最新情報
フルモデルチェンジした新型インサイトの注目内容は、
- 日本市場でのオリジナル仕様
- 新ハイブリッドシステム
- ライバル車の存在
の3点となる。
新型インサイト 日本仕様と米国仕様の外観デザインが異なる
今回の新型インサイトは、シビックセダンをベースとしたプレミアムコンパクトセダンに仕上がっている。
注目ポイントは、日本仕様と米国仕様では内容が異なる所だ。
そのデザインを見ていこう。
フロントビュー(米国仕様)
米国仕様のフロントグリルは、2017年に北米で発売された新型アコードを彷彿させるデザインとなっている。
新型アコードの詳細内容に関しては【アコードのフルモデルチェンジ情報】の記事を参照にしていただきたいが、両方のデザインを比べるとデザインテイストが共通していることが伺える。
フロントビュー(日本仕様)
日本仕様には、フロントグリルにメッキを活用することで、米国仕様に比べて高級なイメージへと仕立てられている。
このメッキバーは、刀をイメージしてデザインされたとされており、格子状の形状がグリルの奥に採用されている所もポイントだ。
サイドビュー(米国仕様)
サイドビューに関しては、ガラス周辺のメッキパーツがシビックの場合は、上部分に限られているのに対して、インサイトは一周している所がポイント。
これは、が新型インサイトはシビックの上の位置に位置付けれるモデルとなることから、そのようなデザインの差別化が行われていると想定できる。
サイドビュー(日本仕様)
サイドビューに関しては、日本仕様は米国仕様とほぼ同じデザインとなっている。
リアビュー(米国仕様)
今回、最もインパクトを感じさせられるのがリアデザインだ。新型アコード、シビック共にリアコンビランプはブーメラン型の形状が採用されてきたが、新型インサイトのコンビランプはアウディのような欧州車を彷彿させられるデザインとなっている。
またメッキパーツがバンパー部分に採用されているのも上級車である証か。
リアビュー(日本仕様)
日本仕様の独自の内容としては、専用設計されたトランクスポイラーが採用されている所となる。
新型インサイトのボディサイズ
新型インサイトのボディサイズについて日本仕様は、
- 全長4,675mm
- 全幅1,820mm
- 全高1,410mm
となっている。
シビックセダンよりも少しだけボディサイズが大きくなる。
<シビックセダンのボディサイズ>
全長 4,650mm
全幅 1,800mm
全高 1,415mm
新型インサイト 内装(インテリア)デザイン
新型インサイトの内装のデザイン画像がこちらだ。
全体的なデザインを見る限りシビックがベースとなっていることが伺える。
しかしながら、ナビ画面の部分に関しては新型アコードに似たディスプレイや操作ボタンになっている。
>>新型アコードの内装画像はこちらにて
また、見逃せないのが、シフトレバーではなくボタン式のエレクトリックギアセレクターが採用されていることだ。
これはレジェンドとアコードと共通する部分だ。
また、日本仕様で設定される「EX・BLACK STYLE」グレードでは、
- 専用のブラックルーフライニング
- 本革×ウルトラスエードのコンビシート
が採用され質感向上が図られている。
新型インサイト 日本仕様は走りにもチューニング
日本仕様の新型インサイトは、外観デザインだけでなく、走りの面に関しても独自のチューニングが施されており、日本のユーザー向けへと変更されている所もポイントとなる。
新型インサイトにハイブリッドシステムi-MMD搭載
新型インサイトは、2モーター式ハイブリッドシステムSport Hybrid i-MMDを搭載したハイブリッドカーになる。
i-MMDは、エンジンとモーターが切り離されており、モーター走行が主となるものの、走行状況によってはクラッチ直結でエンジンドライブも可能となる優れたハイブリッドシステムであり、最近ではステップワゴンスパーダに搭載されたばかり。
新型インサイトには、北米市場でフルモデルチェンジした新型アコードに搭載された新世代i-MMDの搭載となる。
だが、2リッタータイプではなく、直4の1.5リッターのi-VTECエンジンと組み合わせた内容となる。
スペック
【最高出力】
エンジン:80kW(109PS) / 6,000 rpm
モーター:96kW(131PS) / 4,000~8,000 rpm
【最大トルク】
エンジン:134N・m(13.7kgf・m)/ 5,000 rpm
モーター:267N・m(27.2kgf・m)/0~ 3,000 rpm
燃費性能
LXグレード:28.4km/L(WLTCモード燃費)
EX,EX・BLACK STYLEグレード:25.6km/L(WLTCモード燃費)
新型インサイトの機能と先進装備ホンダセンシング
新型インサイトの注目装備と機能は以下の通り。
・大径2眼メーターのメーターパネル
・8.0型の専用となる大画面ナビモニター
また、ホンダセンシング(標準装備)は後方誤発進抑制機能を含めた最新式のタイプが採用されている。
ただ、レジェンドで採用されている渋滞運転支援機能「トラフィックジャムアシスト」が採用されなかったのは惜しい所。
是非とも次のマイナーチェンジでの搭載を期待したい。
シビックの上位車種となり日本では実質アコード後継モデルか?
インサイトの実質後継モデルとしてこれまでグレイスがラインナップされたが、新型インサイトはグレイスよりも車格が大幅に上の存在となる。
実は、今回の新型インサイトは、「ホンダセダンラインアップにおいて、CIVIC(シビック)の上位に位置付けられる5人乗りセダンとして開発した」と公式発表されている。
つまり、新型インサイトは、アコードとシビックの中間に値する上級セダンという位置づけとなるわけだ。
今のアコードが実質インスパイアという事を考えると、新型インサイトは、かつてのアコードポジションを担う事が期待されているのではないだろうか。
ちなみに、新世代アコードの日本投入は2019年頃と予想される。
ライバル車種の存在
インサイトのライバルと言えば、やはりトヨタ プリウス。
しかしながら今回は、プレミアムなハイブリッド専用セダンへと進化したことから、カムリもライバル車種として想定される。
その他、レガシィB4やアテンザ、ティアナもライバルとして想定できる。
各車の最新情報は以下の記事を参照していただきたい。
プリウスの最新情報
カムリの最新情報
レガシィB4の最新情報
アテンザの最新情報
ティアナの最新情報