新型ジュークのフルモデルチェンジ最新情報!2020年発売でe-POWERとプロパイロット2.0搭載か
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日産の小型クロスオーバーSUVのジュークのフルモデルチェンジが2020年に行われる可能性が取りざたされている。

2010年にアグレッシブで独特のデザインで登場し、今やコンパクトSUVの中では絶大な人気を誇るジューク。

そんなジュークの新型に期待する声は大きい。

ハイブリッドモデルのラインナップ化やプロパイロット等、注目されている新型ジュークだが、今回は、次期ジュークのフルモデルチェンジに関する最新情報をお伝えする。

日産ジュークとは

日産ジュークは2010年6月から発売されており、丸型のヘッドライトにポッコリと盛り上がったフェンダー等、発売当初はそのユニークなデザインが注目され、コンパクトSUVブームの先駆けとも言える車だ。

特にクーペ調のSUVというデザインが人気に火をつけ、コンパクトSUVブームを巻き起こしたものの、近年はトヨタのC-HRやホンダのヴェゼルといったライバルの登場によってジュークの人気は低迷しているのは否めない。

プラットフォームには、ノートやキューブ、セントラ(シルフィ)、ルノー・モデュス等に採用されている日産・Bプラットフォームを採用。見た目のかわいらしさからは想像しがたいが、フロントにサブフレームが追加され、高剛性のリヤサスペンションを採用するなど、ボディ剛性はしっかりとしている。

また、エンジンには2.5クラス並みのトルクを発生させる直列4気筒1.6L直噴ターボを搭載。この直噴ターボエンジン搭載は、国産車では早い部類に入る。

ジュークは、今でも色あせないオシャレなデザインが人気の秘訣だが、その反面リヤを絞ったデザインのため、後部座席の足元の余裕が少なくて狭いという所がネック。

そんなジュークが約10年の月日を経て、初めてのフルモデルチェンジを行う。

新型ジュークのフルモデルチェンジ最新情報!デザインのヒントとなる情報について

フルモデルチェンジする新型ジュークのコンセプトカーと見られていたのが2015年にフランクフルトモーターショーにて公開された「ニッサングリップスコンセプト(Nissan Gripz Concept)」だ。

このグリップス・コンセプトは市販車の原型となるものではないと言われているものの、東京モーターショー2015にも出展され、来場者の反応を見て、市販化に向けて手直しされていくと見られていた。

グリップスのデザインに関しては、日産独自のデザインのVモーショングリルを活かした、よりシャープなものとなっており、これはDATSUN(フェアレディ)240Zからアイデアを得ている模様。

グリップスコンセプト
グリップスコンセプトリア
それもあってか、フランクフルトモーターショー開催前には、一部でフェアレディZの後継車はSUVになると噂された程だ。

センセーショナルな2+2クロスオーバーとしてNissan Gripz Conceptは、

  • 伝説のラリーカーやスポーツ用自転車から着想
  • 日産のデザインコンセプト「エモーショナル・ジオメトリー」を採用
  • 若い世代に向けた新しいタイプのスポーツコンパクトクロスオーバー

といった内容が掲げられている。

このNissan Gripz Conceptこそが次期ジュークのコンセプトとなると見られていたのだ。

そんな中、ついに海外にてテストカーの情報が公開された。

新型ジューク フルモデルチェンジ後の外観が分かる!テストカー情報が海外にて

海外メディアのCARSCOOPSでは、新型ジュークのテストカー情報が公開されている。

フロントに丸形のテールライトやVモーショングリル採用など、現行型ジュークに比較的近いデザインとなっており、グリップスコンセプトとはやや異なるように見える。

他にはクーペスタイルのサイドビューに加え、リアではコンビランプが横型となっていることもうかがえる。

フルモデルチェンジする新型ジュークの予想CGも

おなじく海外メディアのCARSCOOPSは、新型ジュークの予想CGも公開されている。

一度、チェックしてみてほしい。

ジューク フルモデルチェンジでプラットフォームにCMFが採用の可能性

ジュークのフルモデルチェンジに関して、2013年に発表された日産とルノーがシンセ系手法のモジュール化として共同開発したCMF(コモン・モジュール・ファミリー)のBプラットフォーム(CMF-B)が採用される可能性が有力。

<CFMとは?>

コモン・モジュール・ファミリー(CMF)は、エンジンコンパートメント、コックピット、フロントアンダーボディ、リアアンダーボディ、電気/電子アーキテクチャーといった、互換性のあるビッグモジュールのかたまりをベースに、ルノー/日産アライアンスの車両で、1つまたは複数のセグメントをカバーするエンジニアリング・アーキテクチャー

<引用:日産

他のメーカーで言うと、トヨタのTNGA、フォルクスワーゲンのMQBがこれにあたる。

ちなみに、現時点でCFMが採用されている日産車は、国内販売されている車に限るとエクストレイルのみとなる。

また、エンジンについては、欧州仕様の現行型ジュークに採用されている直列4気筒の1.2ℓのダウンサイジングターボエンジンが主なエンジンとなりそうだ。

新型ジューク フルモデルチェンジでハイブリッド「e-POWER」採用か

フルモデルチェンジする新型ジュークには、初代ジュークではラインナップされていなかったハイブリッド搭載モデルを発売する可能性が取り沙汰されている。

ハイブリッドといってもエクストレイルハイブリッドで採用されているハイブリッドシステムではなく、2016年11月に発売した新型ノートから初採用された「e-POWER」が有力。

このe-POWERは、実質シリーズハイブリッドの仕組みと同じだが、日産は電気自動車のまったく新しいカタチと表現している。

新型ジュークのコンセプトカーのグリップスがシリーズハイブリッドEVシステム「Pure Drive e-Power」のEV(電気自動車)を想定したものだったことから、この「e-POWER」を新型ジュークに採用というのはつじつまが合う。

※Nissan Gripz Conceptでは、電気自動車の技術をベースにしたシリーズ・ハイブリッドEVシステム「Pure Drive e-Power」を搭載と掲げられていた

新型ノートのe-POWERには、EVのリーフと同じ「EM57」交流同期型電動機とインバーターを採用し、その駆動用モーターのスペックは、最高出力80kW(109PS)/3008-10000rpm、最大トルク254Nm(25.9kgm)/0-3008rpmとなっている。

燃費性能は、新型ノートの最軽量モデルがJC08モードにて37.2km/Lだったことから、新型ジュークも30.0km/L台後半を期待できそうだ。

このe-POWERのおかげで新型ノートは大ヒットにつながったことから、日産としても新型ジュークでも同じようにe-POWERでヒットさせたい所だろう。

新型ジュークの搭載エンジンは1.2Lダウンサイジングターボか?

搭載が予想されるエンジンについては、現在のHR15DE型 1.5リッター直列4気筒DOHCエンジンではなく、ダウンサイジングターボとなる1.2リッターDIG-T直列3気筒直噴DOHCターボエンジン。

 <予想スペック>

・最高出力:120ps.
・最大トルク:19.3kgm
・トランスミッション:CVT

新型ジューク プロパイロット2.0で自動運転技術のアピールなるか

新型ジュークのフルモデルチェンジで目玉となるのは先程紹介した「e-POWER」が濃厚だが、もう1つ忘れてはならないのがプロパイロットシステム。

このプロパイロットシステムは、全車速対応の追従機能付きクルーズコントロールとレーンキープアシスト機能によって、実質単一車線内での自動走行が可能となる日産の先進装備となる。

新型セレナに始めて搭載された高速道路での同一車線自動運転技術だ。

2019年秋には車線変更を含めた高速道路上での自動運転に近い支援システムが採用されたプロパイロット2.0が新型スカイラインに搭載となる。

>>スカイラインのマイナーチェンジ最新情報はこちら

そんな高速道路での運転の負担が大幅軽減できるプロパイロットシステムを、新型ジュークにも可能性されるが高い状況です。

また、発売時期を考えれば、新型リーフに初搭載される自動駐車機能のプロパイロットパーキングも期待したい所。

※自動駐車機能搭載の新型リーフの詳細情報はこちらの記事にて
>>新型リーフのフルモデルチェンジ最新情報

新型ジュークは、ライバルのC-HRやヴェゼルに勝てるのか

新型ジュークは、小型SUVブームの火付け役の2代目ということもあり、日産としては何が何でもライバルに負けられないプレッシャーもあるだろう。

特に、現在国内のSUVでトップの地位に立つヴェゼルと、そのヴェゼルに真正面で戦うトヨタの世界戦略車C-HRの存在は大きく、これらの車よりも後発で発売するからには、負けるわけにはいかない。

筆者としては、ヴェゼル、C-HRに打ち勝つには、「e-POWER」、「最新のプロパイロットシステム」この2つが必須だと思う。

実際に、e-POWERのおかげでノートが大ヒットし、プロパイロットのおかげで新型セレナは好調なのだから、これらの機能は強力な武器となる。

デザインに関しては、個人的にグリップスコンセプトを見る限り期待できそうなので、そうなるとやはり機能面やパワートレインが重要だ。

・追従機能付クルーズコントロール

・オートホールド機能付きの電動パーキングブレーキ

・ハイブリッドモデル

ヴェゼル、C-HRにはこれらが備わっており、これは人気を集める内容にもなっている。それを考えれば、追従機能付クルーズコントロール採用の為にプロパイロットシステム、ハイブリッドモデル追加のためにe-POWER採用は必須となる。

人気上昇のコンパクトSUV市場で、フルモデルチェンジする新型ジュークがどこまで巻き返しを図ることができるのか、まさに日産の手腕が問われる。

新型ジュークは、セレナ、ノートに続く大ヒットを実現させることができるのかどうか今から楽しみに見届けたい。

ジューク フルモデルチェンジの発売時期は2020年が有力

新型ジュークのフルモデルチェンジが行われる時期に関しては2020年が有力視されている。

新型ジュークのフルモデルチェンジの最新情報が入れば、追ってお伝えする。

<ジュークに対するVoice>

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・次期ジュークはCVTではなく2.0ターボ以上もしくはデルタウイングベースだったら面白いな

・いつFMCするんだろ

・ヴェゼルとどっちにしようか迷う

・ヴェゼルに対抗するためには、そろそろ改良が必要かも

・インフィニティQX30の日本発売予定がないのは次期ジュークと被るからか?

<ネット上より>

ライバルのヴェゼルを意識する声が多数あがっていた。

確かにハイブリッドモデルがあり、人気が高いヴェゼルはジュークファンにとっても気になる存在だ。

その他にもスバルXV、スズキのSX4 Sクロス等、強力なライバルがおり、どれも現行型は、ジュークより後発で発売されたものばかりだ。

2018年のフルモデルチェンジにて、一気にそれらのライバルに対して優位に立てるかどうかが焦点となりそうだ。

続報が入れば、またお伝えする。

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