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トヨタのランドクルーザーが300系の新型へとフルモデルチェンジする情報が続々と出始めている。
ランドクルーザーと言えば、陸の王者とも呼ばれるほどのトヨタブランドのフラグシップのクロカンSUVであり、トヨタ・ジープBJ型名からランクル名に変更された1954年から60年以上もの歴史を持つ車でもある。
現行型の200系ランクルが発売されたのが2007年であり、いよいよ次期モデルの300系ランクルへとバトンタッチする時が近づいてきた。
そんなフルモデルチェンジが行われる300系ランドクルーザーの注目の最新情報&予想内容をお伝えする。
この記事に書かれていること一覧
- 1 新型ランドクルーザー300系へフルモデルチェンジ!最新情報について
- 2 追記 次期ランクル候補のToyota FT-AC
新型ランドクルーザー300系へフルモデルチェンジ!最新情報について
フルモデルチェンジする新型ランドクルーザー300系の注目内容は、
- 外観デザイン
- 搭載エンジン
- 安全装備
- 発売時期
の4点となる。
新型ランドクルーザー300系の外観デザインの予想
ランドクルーザーの外観デザインの特徴と言えば、横長のバーを採用したフロントグリル。
ちなみに、弟分のランクルプラドのフロントグリルは、縦のバーが採用されているという違いもある。
この横長のメッキバーが入ったフロントグリルに関しては、1998年発売の100系ランクルから現在まで続いている。
それゆえ、フルモデルチェンジ後の300系ランドクルーザーのフロントグリルには、横長のメッキバーが採用されたデザインとなることが予想できる。
後は、近年のトヨタ車のグローバルモデルに採用されている
・キーンルック
・アンダープライオリティ
がランクルにもいよいよ採用となるのかどうかに注目が集まる。
追記 次期ランクル候補のToyota FT-AC
ロサンゼルスオートショー2017にて、小型SUVの新しいコンセプトカー「Future Toyota Adventure Concept(FT-AC)」が公開された。
このFT-ACこそが300系となる次期ランクルのコンセプトの可能性が有力だ。
パワートレーンにはガソリンエンジンが想定されており、ドライブトレーンとして、左右の後輪には、トルクベクトル式4WDシステムと呼ばれる駆動トルクを適切に配分するシステムを設定。
路面に応じたセッティング切替機能やデファレンシャルロック機能をトラクションコントロールによって最適化が可能とされる。
ダイナミックな走行性能と優れた操縦安定が期待される。
また、低燃費と4WDシステムの走破性を両立した次世代ハイブリッドパワートレーンの搭載も想定されている点にも注目だ。
ここでその次期ランクル候補となるFT-ACのデザインについて少し見てみよう。
フロントビュー
フロントに関しては、多彩な悪路走破性を表現するアンダーガードや力強いフロントグリルが与えられており、側面まで回り込んだLEDヘッドライトも印象的だ。
また、フォグランプに関しては、なんと取り外しができるようになっており、マウンテンバイク用のライトや懐中電灯としての活用が出来るようになっている所もポイント。
サイドビュー
ダイナミックなキャラクターラインが、スタイリッシュな印象を感じさせるが、注目部分はサイドミラー。
このサイドミラーは、取り外しが可能なタイプの小型カメラが装備されているのだ。
小型カメラによって悪路走行の記録などに活用可能となり、撮影されたデータに関しては、車載Wi-Fiからクラウド上のストレージに自動でアップロードして、スマートフォン等のモバイル端末からリアルタイムでの写真・動画の編集やSNSへの投稿を可能とする。
また、車両の位置情報を発信することによって、FT-ACをベースキャンプとした周辺探索が安心して楽しめるようになっている点も見逃せない。
いずれはミラーレスにも活かせそうな気もするが、今回はミラーレスについての情報はない。
リアビュー
リヤには、マウンテンバイクが格納可能となるラックを装備。
フロント同様アンダーガードも装備。
ルーフ
ルーフ部分には、アウトドア時に必要となるアイテムを搭載するルーフラックを装備。
ここには、LEDライトが装着されておりモバイル端末にて調光可能となる。ちなみにそのライトは、サイドミラーに付属している赤外線カメラのフラッシュとしても使用可能となっている所もポイントである。
Toyota FT-ACについては、イメージをつかむためにも、こちらの公式動画も併せてご覧になることをオススメする。
新型ランドクルーザー300系にはTNGAプラットフォーム搭載が有力
新型ランドクルーザー300系には、TNGA思想で開発されたトヨタの最新型プラットフォーム採用の見通しだ。
ラダーフレームの動向に注目
300系ランドクルーザーで注目となるのが、これまでランクルには伝統的に採用されてきたラダーフレームがどうなるのかについて。
強度の良い頑丈なボディフレーム構造でかつ、高い走破性を実現させるラダーフレームは、オフロード走行の衝撃に強いとあってクロカンSUVでは過去に重宝されてきた。
そんなラダーフレームに関しては、ランクルプラドやスズキのジムニーでも採用されていますが、近年採用車種が減ってきており、フレームとボディが一体となるモノコックボディの採用が進んでいる。
最新の技術が採用されているTNGAプラットフォーム採用によって、ランドクルーザーもついにラダーフレームを卒業するのかどうかが、今回のモデルチェンジの大きな注目ポイントとなる。
TNGAシャーシ採用によって、ボディサイズも変更となることが考えられる。
<参考 200系ランクルのボディサイズ>
- 全長 4,950mm
- 全幅 1,980mm
- 全高 1,870mm
- 室内長 2,690mm
- 室内幅 1,640mm
- 室内高 1,170mm
- ホイールベース 2,850mm
新型ランドクルーザー300系の搭載エンジンについて
新型ランドクルーザー300系の搭載エンジンについての注目内容は、以下の内容通りだ。
ディーゼルエンジンの日本導入に注目
フルモデルチェンジ後の300系ランドクルーザーのパワートレインに搭載が予想されるエンジンの一つとしてディーゼルエンジンが挙げられる。
ディーゼルエンジンは、200系ランクルでは海外モデルのみに、4.5L V型8気筒DOHC32バルブエンジンが搭載されているものの、いよいよ日本仕様でも追加が期待される。
<参考 200系ランクルのディーゼルスペック>
- V型8気筒DOHC IC付 ツインターボディーゼル
- 排気量 4461cc
- 最高出力 195 kW (265 PS) 3,400rpm
- 最大トルク 650 N・m (65.8 kgm) 1,600-2,800rpm
150系ランクルプラドでは、日本でもディーゼルモデル復活があったため、200系ランクルでも、このツインターボ方式の ディーゼル搭載グレードの発売を期待する声は少なくない。
現在日本でランクルのディーゼルグレードを購入するためには、中古車店などで逆輸入モデルを購入するしかない状況だ。
トヨタのマーケティング戦略で、日本市場にもディーゼルの需要が見込めると判断が下されるのかどうかが注目ポイントとなる。
300系の次期ランクルの海外仕様では、排ガス浄化機能をパワーアップさせる等の改良されたディーゼルエンジン搭載モデルが引き続きラインナップされると考えられる。
その次期ランクルの新型ディーゼル搭載モデルが日本でも発売されるとなれば、日本基準にチューニングがされた内容となる見通しだ。
ハイブリッドモデルはなしと考えられる理由
新型ランドクルーザー300系にハイブリッドモデルが追加されるとなると、レクサスLC、LSで採用されている「マルチステージハイブリッドシステム」をトヨタ車向けにチューニングされたシステム搭載が予想できる。
<マルチステージハイブリッドとは?>
V6エンジンと2基のモーターから構成されるレクサス・ハイブリッド・システムに変速機構を直列に配置したマルチステージハイブリッドシステム。ワイドレンジのエンジン使用領域を活かして、発進加速時はもとより、あらゆる車速域からのアクセル操作にもダイレクトかつ応答性の良い駆動力を発揮。
【出典:レクサスLC公式】
ただ、トヨタは、同一モデルにてハイブリッドモデルとディーゼルモデルを設定しない方針をこれまでとっており、次期モデルにもディーゼルエンジン搭載が考えられるため、ハイブリッドモデルのラインナップの可能性は低い状況だ。
また、ZEV規制が2018年以降はハイブリッドモデルが対象外になるなど、海外ではPHVやEVへの移行が進んでいるため、ランクルクラスのグローバルモデルに今更ハイブリッドを新たに追加するとも考え難い所。
ガソリンエンジンにはTNGAパワートレイン搭載か?
そして新型ランドクルーザー300系のガソリンエンジンモデルに搭載が予想できるのが、TNGAパワートレイン。
トヨタは、2016年12月に、「2021年には販売する60%以上のモデルで新型パワートレーンを搭載する計画である」ことを発表している。
その第一段として、新型カムリに新開発の2.5リッターエンジン「Dynamic Force Engine(ダイナミックフォースエンジン)」が搭載された。
この流れを考えると、新型ランドクルーザー300系には、ダイナミックフォースエンジンの新モデル等の搭載の可能性があると考えられる。
新型ランドクルーザー300系 第二世代トヨタセーフティセンス搭載と予想
新型ランドクルーザー300系の先進安全装備には、マイナーチェンジした新型アルファード・ヴェルファイアから搭載されている次世代トヨタセーフティセンスこと第2世代トヨタセーフティセンスの搭載が予想できる。
現行型ランクルに搭載されているトヨタセーフティセンスPと言えば、
- プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突回避支援型)
- レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)
- オートマチックハイビーム
- レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
の4つの機能が搭載されている。
新型ランドクルーザー300系では、トヨタの最新の安全快適装備となる第2世代トヨタセーフティセンスが活用される可能性が高い。
それによってランクル300系には、以下のような先進機能が追加されることを予想したい。
・レーントレーシングアシスト(LTA)
車線からはみ出ずに、自動で車線の中央を走るようにサポートしてくれる機能。いわゆるレーンキープアシストのこと。
・ロードサインアシスト(RSA)
一時停止や侵入禁止等の、道路標識を搭載カメラが読み取ってその情報が車内にあるインストルメントパネルに表示される
・レーンディパーチャーアラート(LDA)に道路端検出機能追加
・レーダークルーズコントロールが全車速対応
次期クラウンでも第2世代トヨタセーフティセンスが搭載されるだけに、トヨタのフラグシップSUVのランクルにも現行のトヨタセーフティセンスPをそのまま継続採用ということは考え難い。
新型ランクル300系のワールドプレミアは?
トヨタ自動車は、新型ランドクルーザーをフランクモーターショー2017(IAA)にて世界初公開(ワールドプレミア)すると発表した。
フランクモーターショー2017
【プレスデー:9月12日〜13日、一般公開日:9月16日〜24日】
この新型ランドクルーザーは、フルモデルチェンジする300系ランドクルーザーのことを意味すると期待されたが、結果としてはマイナーチェンジするランドクルーザープラドのことであり300系の発表は行われなかった。
>>ランドクルーザープラドのマイナーチェンジ情報はこちら
新型ランドクルーザー300系の発売時期(フルモデルチェンジの時期)はいつ?
ランドクルーザーのこれまでの歴代モデルの改良スパンを考慮すると、新型ランドクルーザー300系の発売時期に関しては2018年と予想できる。
以下は、ランクルシリーズの歴代モデルのモデルチェンジするまで期間の流れである。
・ランクル20系:1955年~1960年(5年)
・ランクル40系:1960年~1984年(24年)
・ランクル55,56系:1967年~1980年(13年)
・ランクル60系:1980年~1990年(10年)
・ランクル80系:1990年~1997年(7年)
・ランクル100系:1998年~2007年(9年)※70系は一度廃止しているため除外
これらの期間を平均すると、モデルチェンジするまでの平均期間は約11年となる。
そうなると、200系ランクルが発売されたのは2007年9月ですから、そこから11年後となると2018年9月となるのだ。
そう考えると、新型ランドクルーザー300系の発売時期は2018年が最有力ということと予想できる。
新型ランドクルーザー300系の価格は若干の値上げと予想
新型ランドクルーザー300系の価格は、先進機能や装備の追加等によって若干の値上げが考えられるため、500万円前スタートと予想。
またディーゼルグレードが発売となれば、ガソリングレードとの価格差がどこまで広がるのかが注目ポイントとなる。
新型ランドクルーザー300系のフルモデルチェンジ情報まとめ
世界中が期待するランドクルーザーの新作モデルが約10年ぶりに発売ということもあり、大きく注目されている。
ランドクルーザー300系の注目ポイントは、やはりラダーフレームが廃止となるのか否かという所。
また、「トップ・オブ・SUV」として新たな先進機能がどこまで追加できるのかも重要なポイントとなる。
新型ランドクルーザー300系が発売となれば、続いてレクサスLXもフルモデルチェンジすることになるだろう。
また、他メーカーのSUVに関しては以下の次期モデルについても注目されているので合わせてチェックしておきたい。
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いよいよ次世代モデルへとバトンタッチする国産最高峰のSUVのランドクルーザー。