
2015年4月に開催された上海モーターショーで登場した新型レクサスESの2016年モデル。
今回のマイナーチェンジによって、より優雅なデザインへと変化を遂げることとなった。
もともと、ウィンダムとして発売されていただけに、日本発売への期待の声が高まっている。

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新型レクサスESの日本発売はないのか

アリストやアルテッツァがレクサスGS、ISとして、発売される中、ウィンダムに関してはレクサスESとして日本で発売されることはなかった。
しかし、日本国内にレクサスブランドが導入されるはるか以前より、ウィンダムはCMでもレクサスES300を謳って発売されていたことを覚えておられるだろうか。
これは、1991年に放送されたCMだ。
さらに次の動画は2001年に放送されていたもので、当時国内で知名度が低かったレクサスを海外の高級ブランドだと周知させたいという思いがかなり伝わる作りになっている。
それだけレクサスをアピールしていた車だけに、日本でレクサスESが発売されていないというのはなぜなのかといった疑問が出てくるだろう。
日本でレクサスESが発売されていない理由としては、
・2005年にはウィンダムの売り上げが著しく低下していたことから、その後継車のレクサスESに需要が見込めないこと
・セダンの需要が日本国内では低迷しており、車格として同格のレクサスGSの存在があること
が理由だと筆者は考えている。
ちなみに価格に関しては以下の通りとなっており、、
・3.5ℓのガソリンモデルES350hが$37.700~
・3ℓのハイブリッドモデルES300が$40.580~
※価格は2015年5月3日現在
日本で発売となると450~500万円程度になると予想され、レクサスGSどころか、HSやISとかちあう恐れが高く、バランスをとるのが難しい。
(ちなみにレクサスGSも2015年にマイナーチェンジされる予定である)
⇒レクサスGSのマイナーチェンジ2015の最新情報
ただ、2015年にレクサスLXが日本発売されるということから、続いてES投入も期待できるという声も挙がってきている。
しかし、レクサスLXの場合は、国内で需要のあるSUVということと、同じレクサス内でかちあう車種がないという利点があり、国内で需要の少ないセダンとレクサスGSというかち合う車種があるESを同様に見るのは厳しいだろう。

逆に、日産のようにインフィニティQ50を国内でスカイラインとして発売しているように、あえてレクサスESを国内ではカムリハイブリッドとして発売されると面白いと思う(日産が国内でインフィニティブランドを展開していないというツッコミはここではNGとしておく)。
せめて限定車としてでもいいので、発売がされることを期待したい。
2015年のマイナーチェンジについて


さらに、ロシア、中国、台湾では、2.0ℓの直4であるD-4エンジンを搭載させたES200が新発売されることとなった。
レクサスESに対するVoice
・HSを廃止してESを日本で発売してほしい
・レクサスESってカムリのレクサス版みたいなものでしょ
・日本でも導入してほしいな・・・
・400万くらいで発売したら日本でも売れそう
・GSよりもESを出した方が売れそうな気がする
・かっこいいじゃないか。特にMC後のデザイン。
<Twitterやネット上から>
レクサスESの日本発売を希望する声は多数挙がっている。
もしも実現すれば、ウィンダムの復活もしくは、カムリの上級モデルとして売り出されることになりそうだ。
レクサスとして出すのが難しいのであれば、トヨタブランドで、「カムリ・プレミアム」といったような形で出してほしいところだ。
まあ、そうなればクラウンの立場が危うくなってしまうが・・・
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