
レクサスISのビッグマイナーチェンジが2016年の10月23日に実施される。
現行型モデルのレクサスISが発売されたのが2013年ということを考えると、4年目となる節目の今年に大幅な改良が施されることとなる。
車格が一つ上のレクサスGSに関しても、2012年発売から4年目になる昨年2015年にビッグマイナーチェンジを果たしたばかりだ。
レクサスISは、毎年一部改良を実施しているが、2015年には2.0ℓターボモデルの追加が行われたことは記憶に新しい。
今回は、2016年10月にビッグマイナーチェンジを実施するレクサスISについて記載する。

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レクサスISが2016年10月23日にビッグマイナーチェンジを実施
冒頭でお伝えしたように、新型レクサスISのマイナーチェンジが実施されるのは2016年10月23日だ。
今回の改良は、ビッグマイナーチェンジというだけあって、デザインの大幅な変更も行われる。
ヘッドライトやバンパー部分の変更のほかに、特徴的な部分としてエアインテークがレクサスLC500のような縦長のデザインになる。

⇒レクサスLC500hの最新情報!日本発売は2017年春。次期レクサスSCとして期待が高まる
その新型レクサスISのワールドプレミアに関しては、4月25日に中国で開催された北京モーターショー2016にて行われた。
そこで公開された新型レクサスの画像がこちらだ。
〇新型レクサスIS350の画像









ちなみに今回から新ボディカラーとしては、
「ディープブルーマイカ」
「グラファイトブラックガラスフレーク」
の2色が追加される。
そしてこれまで設定されていた「スターライトブラックガラスフレーク」は廃止となる。
次にインテリアの画像に関してはコチラだ。



インテリアカラーに関しては、「シャトー」「ノーブルブラウン」「ニュアンスブラック」の3色が追加され、「アイボリー」「トパーズブラウン」「ムーンストーン」の3色が廃止されることとなる。
〇新型レクサスのデザインテーマについて
今回の新型レクサスISのデザインテーマは、「アグレッシブスポーツ(Aggressive Sports)」となっており、マイナーチェンジ前のデザインに比べて、ダイナミックで迫力のあるデザインとなっている。
新型レクサスISのグリルに関しては、上下比率が見直され、グリルの下部分がマイナーチェンジ前のデザインよりも広がっている。
余談ではあるが、昨年マイナーチェンジした新型クラウンアスリートについても、グリルの上下比率が見直され、グリル下部が拡大されていたことは記憶に新しい。
また、レクサスLCのように縦長デザインというわけではなかったが、両端のエアインテークの形状に関しても拡大されている点にも目が惹く。


インテリアに関しても、これまでマルチメディアディスプレイの周りの隙間が気になっているユーザーは少なくなかったが、今回のマイナーチェンジによって、それらは解消され、2画面表示可能な10.3インチに拡大されることとなった。
また、Enterボタンをリモートタッチ側面に設置し、操作性も向上している。
他にも標準スピーカー数が8つから10に変更されていたり、アナログクロックやリモートタッチパームレス、ステアリングのデザインが変更されていたりと様々な部分が改良されている。
今回のマイナーチェンジは、エクステリアよりもインテリアの改良の方に力が入れられていると言ってもいい内容だ。
電動パーキングブレーキが採用されなかったのは残念ではあるが、車格が上のレクサスGSとの差別化を図るためなのだろうか。
トヨタのクラウンアスリート・ロイヤルに関しても、昨年のビッグマイナーチェンジ時に電動パーキングブレーキが採用されなかったことを考えると、トヨタのこの車格のセダンに電動パーキングブレーキが採用されるのは、次の世代以降になりそうだ。
ちなみに、この新型レクサスISに関しては、若いユーザーが多い、性能面での評価に加えて何者にも似ていない個性が購入決定の重要な要素とされるNear Luxury市場と呼ばれる中型高級車の市場での確固たる地位を築くことが目指されている。
また、エクステリアだけでなくインテリアに関しても手が加えられ、デザインの変更や一部の使用素材の変更などが行われることとなる。
レクサスIS マイナーチェンジにてLexus Safety System +が搭載へ
今回のレクサスISのマイナーチェンジにて、最新の安全予防パッケージである「Lexus Safety System +」の搭載されることとなった。
「Lexus Safety System +」に関しては、2017年末までに日本、北米、欧州の全車に設定すると発表されており、昨年のレクサスGSもマイナーチェンジによって「Lexus Safety System +」が搭載され、そしていよいよ新型レクサスISにも搭載されることになったというわけだ。
ただ、惜しい点としては、「Lexus Safety System +」の機能の一つであるレーダークルーズコントロールがブレーキ制御付タイプであり、全車速対応ではないという点だ。
また、レーンキープアシスト(LKA)ではなくステアリング制御付のレーンディパーチャーアラート(LDA)の方を採用という点も、GSよりかは劣るポイントとなる。
電動パーキングブレーキについても、近年発売された新型のレクサスNX、RX、GSに備わっているということや、レクサスISと同価格帯のレクサスNXにも搭載されていることを考えると、今回のマイナーチェンジにてレクサスISにも電動パーキング搭載とされると予想していたが、次期モデルまでお預けとなる。
<新型レクサスISの価格について>
新型レクサスISの価格については、以下の通りになる予定だ。
〇IS200t
IS200t version L 5,308,000円
IS200t F SPORT 5,204,000円
IS200t ベースグレード 4,700,000円
〇IS300h
IS300h version L 5,788,000円
IS300h F SPORT 5,680,000円
IS300h ベースグレード 5,150,000円
〇IS350
IS350 version L 6,207,000円
IS350 F SPORT 6,303,000円
IS350 ベースグレード 5,599,000円
いずれにしても、現行型よりも10万~20万円程度価格が高くなる。
<レクサスISのライバルのスカイラインについて>
ちなみに国産車としてレクサスISのライバルとなるスカイラインについては、北米で新型の3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジン搭載モデルが発表され、近い将来日本でも導入が見込まれている。
これが日本導入となると、スポーツセダンを好むユーザーにとっては大いに盛り上がることになるだろう。
2.0ℓターボモデルを2015年に発売したレクサスISだが、今回のビッグマイナーチェンジでどこまでライバル以上に魅力をアピールできるのかに注目だ。
今後、新型レクサスISに関する新たな最新情報が入れば、またお伝えする。
レクサスISのマイナーチェンジに対するVoice
・ナビの大型化はうれしいな
・流れるウインカーの装備期待してた
・MCの内容次第でベンツのCクラスにするかどうかを決める
・かっこいいと思う
・電動パーキングブレーキつかなかったんだ
<ネット上より>
エンジンについては現在の200t/250/300h/350から変更はない見こみだ。
続報が入り次第また、お伝えする。