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マークⅡ時代を含めて、トヨタの中核セダンとしてラインナップされてきたマークX。
2代目となる現行型マークXは、2009年の発売から約8年が経過し、本来であればフルモデルチェンジの時期が差し迫っている状況だ。
しかしながら、2016年11月にフルモデルチェンジではなく、異例となる2度目のマイナーチェンジという形で延命化が図られたことから、次期モデルに関して様々な憶測や予想がされている状況。
現時点で有力となっているのが、新型カムリハイブリッドへの統合によるトヨタ中核セダンの一極化だ。
そこで今回、これまで出ていた情報も含め、マークXのフルモデルチェンジに関する注目情報をお伝えする。
この記事に書かれていること一覧
新型マークXのフルモデルチェンジ最新情報!
これまで次期マークXに関して様々な噂を含む情報が出ては消え、出ては消えということを繰り返してきた。
そんな、これまで出てきた次期マークXの情報をまずは一気に振り返ってみよう。
その1 FR継続で新型モデル投入
一時期、新世代FRセダンとして、86をベースに開発された86セダンの発売の噂が出ていた。
86セダンのデビューにより、同じFRセダンのマークXの存続の危機がささやかれたわけだが、しかしながら、86セダンの計画が白紙になったと見られている。
その上、トヨタの次世代プラットフォームTNGAの構想が2013年に公開されたことから、生産開発の大幅な効率化が可能となり、FRセダンを継続した新型マークXの開発が進められるという情報が一部で出ていた。
TNGA-Nプラットフォームを採用した後輪駆動の次期マークXに関しては、
- SAIと統合
- ボディサイズのダウンサイジング化
- 2017年~2018年頃にデビュー?
- BMWと共同開発も?
という噂が出ており、FR継続を願うファンにとっては目から鱗の情報だった。
その2 FF化
FR継続ではなく、前輪駆動のFF化されるという情報が出ていた時期もあった。
その時に出ていた情報に関しては、
- 1.5L直噴直列4気筒ダウンサイジングターボを採用
- アベンシスとSAIとの統合
- デトロイトモーターショー2012で公開されたコンセプトカーNS4がコンセプトの可能性
といったものだった。
後輪駆動のFRが大きな売りのマークXなだけに、FF化はファンにとっては受け入れがたいものであり、その動向が注目されていた。
その3 カムリと兄弟車化
そして最後に出ていた情報としては、2017年にフルモデルチェンジした新型カムリハイブリッドの兄弟車種(姉妹車)になるのではというもの。
つまり新型マークXは、FF化されて、新型カムリと共通の設計(TNGA Kプラットフォーム等)がされた、いわばカムリのスポーティなバージョンという内容であった。
次期マークX カムリ&SAIとの統合が有力に
以上、様々な見通しの情報が出ていたものの、現時点で有力なのが、SAIと共に、新型カムリへ統合されるという内容である。
今までの情報にもあったように、SAIとの統合はすでに既定路線であったように見える。
ただ、カムリとは兄弟車種ではなく、統合という部分が最大の注目ポイントとなる。
新型カムリのターボグレード日本発売が大きなヒントと大予想
そして筆者が注目したいのが、新型カムリの中で日本では未発売となっているターボエンジングレード。
北米モデルの新型カムリには、ラグジュアリーモデルとターボモデルの2つがラインナップされているが、日本仕様ではラグジュアリ―モデルのみの発売となっている。
実は、そのラグジュアリ―モデル(日本モデル)とターボモデルではデザインが大きく異なっているのだ。
新型カムリのターボグレードの外観画像がこちらだ。
この新型カムリ ターボグレードのフロントグリル部分のデザインを良く見ていたたきたいのだが、Xのデザインになっていることが伺える。
つまり、このターボモデルこそがマークXの実質後継モデルとなるのではと予想できるのだ。
- 現行マークX廃止と共に新型カムリ ターボグレードを日本発売
- 新型カムリ ターボモデルを日本ではマークX(または別名)として発売
このいずれかのパターンになるのではないかと筆者はひそかに予想している。
前車であれば、現在有力となっているカムリとマークXの統合という流れにマッチしているし、後者ならば、以前出ていたカムリのスポーティバージョンとなる兄弟車種という条件にピッタリだ。
海外モデルを含め、新型カムリに関しては、【カムリのフルモデルチェンジ情報】の記事で詳しく解説しているので、そちらもお読みいただきたい。
マークX フルモデルチェンジ(もしくは廃止)の時期は2019年頃か
いずれにしても、現行マークXは、2016年にマイナーチェンジしたことから2年程度は延命化される可能性が高い状況。
さらに【マークX GR-S(GRスポーツ)を新発売!】の記事で記載したが、G's後継となるGRグレードに関しても2017年9月19日に新たにラインナップされた。
そして、カムリへの統合もしくは、フルモデルチェンジする場合の時期に関しては2019年が有力視されている。
マークXのフルモデルチェンジ最新情報のまとめ
これまで、コストパフォーマンスの高いFR車として親しまれてきたマークXがカタログ落ちするかもしれないという現状。
セダン市場が冷え込み、ましてやグローバル展開ができない実質日本専用モデルのマークXが車種整理の対象に入るのは必然とも言える。
マークXに残された道は、
- モデル廃止
- グローバルなモデルとして生まれ変わる
この2つしかないと思われるが、同車格のカムリがある以上、やはり後者は厳しい所。
まずは、新型カムリハイブリッドが日本でどこまで受け入れられるかどうか。
ここが重要ポイントとなる。もしも新型カムリハイブリッドが日本で思わしくない売れ行きだった場合は、マークXブランドの活用も期待できる。
次期マークXは、ハリアーのように日本だけ特別にカムリターボをベースとした専用モデルとして発売されることを是非希望したいが、果たして...
ちなみに、兄貴分のクラウンは2018年に次期モデルが登場するが、詳しくは【クラウンのフルモデルチェンジ情報】の記事を参照に。
また、【次期ティアナ】【次期アコード】【次期アテンザ】【次期レガシィB4】の記事でお伝えしているが、マークXのライバル車は2018年以降に全面改良される見通しとなっているので、これらの記事も合せてお読みいただきたい。