
マツダ3の完成度の高さから、次期アテンザの存在に注目が集まっている。
現行型アテンザは、2018年に大型改良を行ったばかりだが、フルモデルチェンジの噂が絶えない。
特に注目となっているのが名称の行方だ。
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次期アテンザ 日本名称をMazda6(マツダ6)へ変更される可能性
筆者としては、次期アテンザがMazda6(マツダ6)へと改名される可能性は高いと予想している。
その理由は、アクセラが海外モデルと同様のMazda3へと改名されたことが一番大きな理由だ。
アクセラのみが名称変更されるというのは考え難い。
アテンザがマツダ6へと改名されないとすれば、「アテンザ」というブランドが相当日本ユーザーに支持されている場合だ。
アテンザという名称が変わることで、今よりも売れなくなる可能性が高いならばアテンザの名をなくすわけにはいかない。
しかしながら、アクセラよりも販売台数が少ないアテンザが、「アクセラ」以上にブランド力があるとは言えないだろう。
そのアクセラが改名するのであれば、アテンザもフルモデルチェンジを機にマツダ6へと名称変更されるのが自然と言える。
他メーカーも車種名をグローバルで統一する流れに
アテンザのように同一車種であっても、販売地域によって名称を変更しているケースは他メーカーにも多く見られる。
だが、近年は世界戦略車の名称をグローバルで統一する流れになっている。
例えば、トヨタはカローラブランドを統一するために、欧州・日本でオーリスを廃止して後継モデルにカローラの名称が与えられている。
また日産は、中国市場の「ティアナ」を北米市場と同様の「アルティマ」へ変更している。
ホンダに関しては、以前北米アコードを日本市場ではインスパイアとして発売していたが、2013年から日本でもインスパイアではなくアコードの名称で販売を始めた。
このように、名称を統一する流れもあってか、マツダも日本市場の車種名をグローバルモデルと統一させていくことになると思われる。
アクセラがマツダ3へ改名したことで売り上げが大幅に下がったなんてことにならない限り、マツダの他車種の改名は続くと予想したい。
次期アテンザ(マツダ6)はFR化で直6エンジン採用が濃厚に
マツダは、2019年5月9日の決算説明会にて、今後ラージアーキテクチャーの車種に縦置き型の直列6気筒エンジンを採用する旨を正式に発表した。
その資料は、こちらから読むことが出来る。
これは、次期アテンザがFR化されることを意味すると言えるだろう。
他にも新型マツダ3で採用された新プラットフォームの「SKYACTIV-Vehicle Architecture」やCTS(クルージング・トラフィック・サポート)を始めとする先進安全装備以上のものが備わると考えると相当魅力的な車種へと仕上がるのは間違いない。
これだけの内容に仕上げるからこそ、新型マツダ3同様、マツダ6への名称変更させる流れは十分だ。
次期アテンザは、モデルチェンジのタイミングを考えると2020年頃の発表が予想される。
そんな次期アテンザの詳しい情報に関しては、【アテンザのフルモデルチェンジ最新情報】の記事を合わせて参照いただきたい。