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トヨタ自動車の新型カローラフィールダー&アクシオがマイナーチェンジにて2015年3月30日に発表される。
今回はビッグマイナーチェンジのため、外観にキーンルックが採用されたり、内装に改良が入り、さらにトヨタセーフティセンスCが搭載されることも見逃せない。
ハイブリッドモデルが好調なカローラだが、ホンダのグレイスという強力なライバルの登場によって、巻き返しを図る必要が出てきた。
新型カローラのデザインとしては、比較的かっこいいと好評の北米や欧州モデル寄りのものになる。
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<新型カローラ 2015年にマイナーチェンジ実施!北米モデルのデザインに近づく>

今回の目玉はやはりトヨタセーフティセンスの搭載だろう。
昨年トヨタは、最先端安全技術である「トヨタセーフティセンス」を発表し、他社に比べて遅れ気味だった安全分野で2015年から一気に巻き返しを図る姿勢を見せた。
トヨタセーフティセンスには、コンパクトカーを対象としたCモデルと、ミディアムから上級車以上を対象としたPモデルが用意されている。
カローラフィールダー・アクシオは、コンパクトカーなので、トヨタセーフティセンスCが搭載されることになる。
しかも新型カローラは、トヨタ初のトヨタセーフティセンス搭載とあって注目度は高い。
Pモデルに搭載される前車追従型レーダークルーズコントロールといった派手な機能はないものの、C型には約10km~80km/hといったかなり幅広い範囲で衝突をカバーする自動ブレーキ(歩行者は対象外)や車線を逸脱すると警報で知らせてくれるLDA、ハイビームとロービームを自動で切り替えてくれるAHBが搭載されている。
現在カローラでも特にアクシオは、どちらかといえば年配のユーザー層が多い車種のため安全技術搭載の恩恵は大きい。
正直、レーダークルーズコントロールまでは望まないが、せめて自動ブレーキの検知対象をP型同様に歩行者にも対象にしてほしかったが、やはりコスト的な部分で難しかったのだろうか。ただ、トヨタのコンパクトカーにも自動ブレーキが搭載される時点で大きな進歩であり、いずれは、コンパクトカークラスにも歩行者対応自動ブレーキが実現するのは間違いないだろう。
<デザインはキーンルックとアンダープライオリティ採用>
新型カローラフィールダー・アクシオがマイナーチェンジで変更されるデザインについてだが、今やトヨタ車ではめずらしくなくなったキーンルック、とアンダープライオリティが採用されることになる。
キーンルックとアンダープライオリティがどのようなものについてかは、画像を含めて以下のページ内で紹介しているので、よければ参考にしていただければと思う。
⇒アベンシスのモデルチェンジは2015年。BMWのディーゼルエンジン搭載
キーンルックとアンダープライオリティが採用された新型カローラアクシオのデザインは、昨年発売された新型カムリハイブリッドのコンパクト版というイメージになりそうだ。


さらに新型カローラフィールダーに関しては、リアのコンビランプが横長のワイドなデザインとなり、現行型との印象が大きく異なったインパクトのあるものとなる。
内装については、エクステリア程の大きな変更はないが、メーターの文字盤の色が変更されたり、ステアリングとシフトノブに感触がよいスムースシボを採用するなど、若干の質感向上が図られている。
また、新型カローラフィールダーに関しては、クロススタイル用品が設定され、SUVテイストなるものが用意される。
イメージとしては、アクアX-URBAN(エックスアーバン)のようなものと考えていいだろう。
注目のハイブリッドモデルの燃費については、アクシオ、フィールダーともに現行の33.0km/ℓから3.8㎞/ℓ向上の33.8km/ℓになっている。
新型カローラの最大のライバルと見られるホンダのグレイスの34.4km/に届かなかったことが非常におしいところではあるが、トヨタセーフティセンスという安全技術搭載がカバーしてくれると考えるとよさそうだ。
しかしながら、ホンダにもホンダセンシングという安全技術が存在し2015年から普及を進めていることから、いずれそれがグレイスにも搭載されることを考えると、新型カローラもうかうかしていられなさそうだ。


ただ、かつては庶民の味方として大人気を誇ったカローラ。そのブランド力は、まだまだ強い。
年配の方であれば、大衆車=カローラというイメージも未だに強いのではないだろうか。
今回の大胆なエクステリアの変更で若者ユーザーの心をつかみ、ユーザー層の若返りを実現できるかが注目だ。
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