
a-satei.com
車を手放す前に調べよう
完全無料でWEBですぐわかる車買取相場。どんな車でも車種・年式をいれるだけ
Ads by Voice Media JAPAN
トヨタ自動車の新型プリウスPHVが2017年2月15日にフルモデルチェンジすることとなった。
新型プリウスPHVの日本発売時期に関しては元々2016年の秋の予定だったが、一度2016年末に延期となり、その後さらに延期となって2017年2月15日に発売することがようやく決まった。
2015年12月9日に、プリウスPHVより一足早く新型プリウスがフルモデルチェンジを実施し大きな話題となったが、そこから約1年程度遅れての新型プリウスPHVの発売となる。
次期プリウスPHVは、4代目となるノーマルモデルのの新型プリウスと異なった「専用のデザイン」が用意されることになり、現行型プリウスPHVに比べて大きくイメージを刷新することになる。
今回は、新型プリウスPHVのフルモデルチェンジに関する最新情報をお届けする。
[ad#toyota1]
トヨタ プリウスPHVとは?
<画像は初代プリウスPHV>
プリウスPHVは、2011年に3代目プリウスをベースに外部電源から充電可能なプラグイン機構を搭載したモデルとして発売されたプラグインハイブリッドカーである。
海外ではプリウスプライムの名称で販売されている。
元々は、2009年12月からリース仕様として投入されていたが、2011年の市販化に伴い、リチウムイオン式の駆動用バッテリーのサプライヤーの変更や、小型軽量化と回生充電量の向上、燃費性能改善など様々部分が改良されて発売となった。
しかしながら、デザインを含めノーマルプリウスとの差別化が上手く行かず、EV走行距離が26.4kmと短い等のデメリットがあるゆえ、普及には至らなかった。
そんな初代プリウスPHVとは同じ轍を踏まないために、2代目となる新型プリウスPHVでは徹底した改良が行われて投入される。
2代目プリウスPHVでは、PHVの本格普及を目指し、ノーマルプリウス以上に力が入れられた車種となっている為、その動向が大いに注目されている。
新型プリウスPHVの最新情報について
新型プリウスPHVの最新情報は以下の通りとなる。
新型プリウスPHVのフルモデルチェンジは2017年!専用デザイン採用へ
新型プリウスPHVの発売日に関しては、冒頭でお伝えしたように一度2016年末に延期されている。
TOYOTAは、新型プリウスPHVの(国内)発売時期を、当初予定していた今秋から、今冬に延期することといたしましたので、お知らせいたします。
プリウスPHVは、2012年1月からハイブリッドに次ぐ次世代環境車の柱として発売を開始し、現在までに日本、米国、欧州を中心に、約7万5千台(2016年7月末時点)を販売しております。今回モデルチェンジ予定の新型車は、4代目プリウスをベースとしながら、EV走行距離の大幅拡大や先進的なデザインの採用など、お客様がPHVに求められる要望に応えることで、電気を活用した新しいカーライフスタイルを提案できるクルマを目指し開発に取り組んでまいりました。
今回、お客様により良いクルマを着実にお届けするため、発売時期を延期することを決定しました。何卒ご理解賜りますようお願いいたします。
これは、CFRPを採用したハッチゲートの品質が安定しておらず、その改善をすることが原因と見られている。
新型プリウスPHVの先行予約開始
そしてついに新型プリウスPHVが2017年2月に発売することが確定し、WEB先行商談予約の受付が開始された。
新型プリウスPHVのデザインについて
そんなフルモデルチェンジ後の新型プリウスPHVのエクステリアは、どちらかというと新型プリウスよりも燃料電池車(FCV)のMIRAI寄りのデザインとなる。
まず、2016年3月に開催されたニューヨークショーにて、公開された新型プリウスPHV(米国名プリウスプライム)の画像は以下の通りだ。





[iframe id="https://www.youtube.com/embed/zXSdCGpoCIk"] [iframe id="https://www.youtube.com/embed/QDv0aImRSVc"]
ノーマルモデルの新型プリウス同様、人の記憶や直感で一目でプリウスと分かるデザインの「ICONIC Human-tech(アイコニックヒューマンテック)」が採用されているものの、ノーマルモデルとは大きく異なるエモーショナルなオリジナルデザインとなっている。
ヘッドランプには、小型の4灯式LEDプロジェクタータイプが採用されており、グリルには近年のトヨタデザインのトレンドとも言えるアンダープライオリティが採用されていることにも注目だ。
そのグリルのデザインがレクサスのアンダープライオリティを彷彿させる程ブラックアウト化されており、これがノーマル型プリウスとの違いをより引きだたせている。
また、リアのデザインに関しても新型プリウスPHVの専用デザインが与えられており、特に独特のリアコンビランプからテールゲートにかけた形状には思わず目がいってしまう程だ。
ちなみにこのテールゲートに関しては「ダブルバブルバックドアウィンドウ」と呼ばれる新技術が採用されており、素材にはCFRP(炭素繊維強化樹脂)が使用され、大幅な軽量化も実現。

- 全長4,645mm
- 全幅1,760mm
- 全高1,470mm
となっており、モデルチェンジ前のプリウスPHVの
- 全長4,480mm
- 全幅1,745mm
- 全高1,490mm
と比べると全高以外は、大型化されている。
またノーマルタイプの新型プリウスのボディサイズが
- 全長4,540mm
- 全高1,760mm
- 全幅1,470mm
となっており、新型プリウスPHVの全長が105mm拡大されていることが分かる。
ちなみに、ボディカラーに関しては、以下の9色が用意される。
- スピリテッドアクアメタリック
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- スーパーホワイトII
- アティチュードブラックマイカ
- シルバーメタリック
- グレーメタリック
- グレーメタリック
- エモーショナルレッド
- スティールブロンドメタリック
- サーモテクトライムグリーン
新型プリウスPHVの内装はさらに豪華に
外装(エクステリア)だけでもかなりのオリジナリティと次世代感を感じさせるデザインであるが、内装(インテリア)に関しては、さらにノーマルモデルの新型プリウスとは異なった次世代感漂うデザインとなっている。
その新型プリウスPHVの内装の画像がこちらだ。



タブレットを彷彿させるようなデザインとなっており、サイズとしてはフルHDの11.6インチという大型モニターが採用されている。
これはトヨタで初めての搭載となる。
そして、そこに、T-Connect SDナビゲーションシステムが採用される。
もちろん操作方法はスマホと同じようにピンチイン・ピンチアウトやスワイプで操作可能なタッチバネル式となっている。
ここから、まるでテスラモータズ並の次世代感を感じさせられるのは筆者だけではないはず。
また、モニタ周りからドアにかけて続くサテン調のメッキモールも高級感を演出し、ノーマルプリウスとの違いをより感じさせられるものとなっている。
他にも全体で4人乗りとなっている所も、ノーマルプリウスと異なる所だ。
新型プリウスPHVは、外装・内装ともにノーマルプリウス以上の存在感と次世代感を感じさせられるデザインとなっており、トヨタ本命の次世代プリウスは、新型プリウスPHVなのではと思わせられる程だ。
新型プリウスPHVのEV走行性能は61kmと劇的にアップ

トヨタのプラグインハイブリッドシステムの公式動画も公開中だ。
[iframe id="https://www.youtube.com/embed/iRR-nrfi3NQ"] [iframe id="https://www.youtube.com/embed/bEaCNSHeblE"]公式レポート動画も公開されている。
[iframe id="https://www.youtube.com/embed/6f6hhmYcRAs"] [iframe id="https://www.youtube.com/embed/A23W6iUMgcA"]現行型プリウスPHVの満充電状態でのEV走行距離は26.4Kmであるが、これがフルモデルチェンジされることによって、なんと倍を遙かに超える61kmとなる。
これは、搭載されるリチウムイオン電池の、小型軽量&高容量化が大きな要因だ。
また、これまで発電用としての役割りだったモーターは、新技術の「デュアルモータードライブシステム」を採用することによって走行用として活用することも可能となった。
これによって、より力強い走りを楽しむことができるようになる。
充電システムに関しては、これまで通りの通常AC充電の(200V 16A、100V 6A)という家庭用電源だけでなく、日本仕様の新型プリウスPHVではCHAdeMO規格対応の急速充電にも対応している。
急速充電ができることによって、20分程度でバッテリー容量80%まで充電することが可能になり、これによってより利便性が高まり、EVモードを活用しやすくなる。
そして、ソーラー充電システムに関しても対応している。
大型ソーラーパネルがルーフに搭載されており、そこから太陽光発電を行って、得られた電力を12Vバッテリーと駆動用バッテリーへ供給するシステムとなっている。
これによって、充電切れを起こすリスクが軽減され、上手く使いこなせば、プラグでの充電回数を極力減らすことも可能と言える。
また、EV走行時に駆動用モーター(72ps/16.6kgm)に加えて、発電用モーター(31ps/4.1kgm)も駆動用に直列接続されるので、その結果、これまでのEV最高速度を100km/hから、135km/hへと35km/h向上することに成功している。
ちなみにパワートレインは基本的に、1.8ℓ直列4気筒エンジンに走行モーターを組み合わせたTHSⅡというのは、ノーマルモデルの新型プリウスと同じだ。
価格については、ノーマルプリウスにプラス50万円程度と思われる。
次期プリウスPHVの販売価格について
次期プリウスPHVの販売価格については、326万1600円から422万2800円となる予定だ。
次期プリウスPHVに専用デザインが用意されるわけ

現行型プリウスPHVでも、フロントグリルやドアハンドルなどメッキガーニッシュをエクステリアの所々に採用したり、内装の質感を高めるなどプリウスのノーマルタイプとプリウスPHVとの若干の差別化を意識してきた。
ただ、せっかくノーマルタイプよりも高額なプリウスPHVを買うのだから、もっとデザインの面で差別化をしてほしいというユーザーの意向もあり、今回のフルモデルチェンジ後は、デザインの面でもユーザーに納得してもらえるようにという考えがあると思われる。
新型プリウスPHVはノーマルプリウスとの差別化に成功できるか
<画像はノーマル型プリウス>
現行型プリウスPHVに関しては、デザイン面ではノーマルモデルのプリウスとの差別化が明確ではなく、また、EV走行距離が26.4kmという所をノーマルモデルのプリウスに比べて大きなメリットを感じさせるのは難しかったと思われる。
しかしながら、今回の新型プリウスPHVに関しては、ノーマルモデルの新型プリウスとの大幅なデザインの差別化に加えて、60kmオーバーという驚異的なEV走行距離を達成している事等を考えると、相当魅力的な部分は多い。
価格差もノーマルモデルのプリウスよりも40~50万円程度になると見られており、40,50万程度であればプリウスPHVを買ってもいいと言えるほどの魅力は十分に備わっているのではないだろうか。
今回のフルモデルチェンジに関しては、相当トヨタは力を入れており、今後、ハイブリッドカーよりもPHV車を主流にしていきたいのではないかとも思わせられる。
果たして、新型プリウスPHVが成功できるのかどうか大きく注目したいところだ。
価格面等、新型プリウスPHVのフルモデルチェンジに関する新しい情報が入ればまたお伝えする。
【関連記事】
>>プリウスのマイナーチェンジは2018年!最新情報はこちら
新型プリウスPHVに対するVoice
・普通のプリウスよりもこっちの方がほしくなってきた
・早くFMCしてほしい
・新型プリウスが予想以上に売れてるから、それが影響してバッテリー供給が遅れて2017年にずれ込むってことはないのかな?
・新型プリウスPHVは、上手くプリウスの高級化をしているな
・ソーラー充電が可能なのか!
・デザインかっこいいな、これは売れるかも
<ネット上より>
発売前からして、新型プリウスPHVに期待する声がたくさんあがっている。
特にデザイン面に関しては、高評価な傾向にあり、これぞ「待っていた次世代のプリウス」と感じるユーザーも少なくないのではないだろうか。
ノーマルモデルの新型プリウスの購入を迷っていたユーザーも新型プリウスPHVの方へ検討し直すケースも出てきそうだ。
どこまで注目を集めて新型プリウスPHVが発売されることになるのか、これは期待せずにはいられない。
続報を楽しみに待っていてほしい。
[ad#omake]<参考リンク>
新型プリウスPHV公式サイト