
トヨタのプリウスαが2017年11月21日にG'sモデルをリニューアルする。
2017年から各車のG'sモデルは、GRブランドのものへと変更されることになるが、プリウスαに関しても、今回の改良から、G'Sモデルに代わってGRスポーツモデルへと変更されることになる。
同時に、マイナーチェンジ(一部改良)も期待したい状況となっている。
そんなプリウスα GRスポーツの注目部分をお伝えする。
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2017年11月 プリウスα GRスポーツ誕生へ
まず、トヨタは、2017年9月19日にGAZOO Racingの新ブランドとなる「GR」を発表した。
このGRシリーズは、「GRMN」を頂点にして、
- GRMN
- GR
- GR SPORT(スポーツ)
- GR PARTS
という名称のモデル体系となる。
その中でもGRスポーツモデルがこれまでスポーツコンバージョン車シリーズとしてラインナップされてきたG'sモデルの後継モデルとなり、GRスポーツモデルは、主に外観や内装をスポーティな内容へと改良しつつも、パワートレインの大幅変更は行わずに気軽にスポーツドライブを楽しむモデルとしてラインナップされることとなる。
すでに、プリウスPHVやマークX、ハリアー、ノア・ヴォクシー等にすでにGRスポーツモデルが設定されているが、ここにプリウスαも加わることとなる。
プリウスPHV GRスポーツの外観デザインについては、台形の専用バンパーが特徴現在のG'sモデルのデザインのイメージから大きくは変わらない。
台形状バンパーは引き続き採用されるものの、ビレットグリル部分がスポーティなメッシュタイプになる見通し。
その他、ロゴ(エンブレム)に関してはもちろん、G'sからGRのものへと差し変わることとなる。
また、左右のリアバンパーにはアルミテープが付くといった所もG'sモデルとの違いになりそうだ。
プリウスα GRスポーツは、G'sのイメージはそのままにディテールを改善した実質G'sのリニューアルモデルと言えるだろう。
ボディサイズに関しては、
- 全長4,665mm
- 全幅1,775mm
- 全高1,560mm
となっており、ベースモデルの全高に比べて15㎜低くなっている。
プリウスα GRスポーツの内装に関しては、インテリアカラーをブラックを基調として、
- 専用スポーティシート(GRロゴ付)
- 専用タコメーター(GRロゴ付)
- GR専用パワースイッチ
- 小径ステアリングホイール
- アルミペダル
等といった装備を採用。
また専用加飾としてシルバースティッチをドアトリムやフロントシート等に装備されることとなる。
そして、専用チューニングサスペンション、ブレース、エアロが装備されるものの、パワートレインに関しては直列4気筒DOHC1.8Lエンジン+THS IIシステムという部分はベースモデルと同じに。
プリウスα GRスポーツの発売時期は?
プリウスα GRスポーツモデルに関しては、2017年11月21日に発表され、12月1日から発売される。
同時にトヨタセーフティセンスPを搭載
トヨタ自動車は、2017年度末までに全車に衝突回避パッケージの「トヨタセーフティセンス」を搭載させることを発表している。
それゆえ、プリウスαにもトヨタセーフティセンスの搭載の必要が不可欠となるため、今回のマイナーチェンジでトヨタセーフティセンスPが全グレードに標準装備される。
プリウスα GRスポーツの最新情報まとめ
プリウスαに関しては、次期モデルではエスティマとの統合が取りざたされており、今回のGRスポーツモデル導入が、現行モデル終了までの大きな支えとなるだろう。
次期プリウスαに関しては、【プリウスαのフルモデルチェンジ最新情報】の記事を参照していただきたい。
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