
日産の新型スカイラインクーペのフルモデルチェンジが現在注目されている。
V37型となる次期スカイラインクーペは、海外で、インフィニティQ60と呼ばれており、アメリカではすでに2016年に発売済みなのだ。
アメリカにも続いて日本でも、インフィニティQ60を次期スカイラインクーペとして2017年に発売される可能性があったものの、インフィニティQ60は海外専用モデルになるという情報も一部である為、現在は情報が錯そうしている状況が続いている。
現行型のスカイラインクーペが発売されたのが2007年であることを考えると、もし、2019年に新型スカイラインクーペが発表された場合、約12年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
そこで今回は新型インフィニティQ60の情報を中心にお伝えする。
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次期スカイラインクーペがフルモデルチェンジへ!インフィニティQ60は2016年全面改良

まさに、インフィニティQ50(日本名スカイライン)をそのままクーペにしたイメージであり、コンセプトとはいえ、息をのみこむような美しいデザインに惹かれる人も多い事だろう。






日本版のフロントグリルのエンブレムに関しては、V37型スカイラインや、今年ビッグマイナーチェンジを果たした新型フーガにインフィニティのエンブレムが採用されていることから考えると、ほぼ間違いなく新型スカイラインクーペにもインフィニティのエンブレムが装着されるだろう。

新型インフィニティQ60の市販モデルについて
北米ですでに発売されている新型インフィニティQ60の市販モデルの画像は以下の通りだ。
フロントのデザインに関しては、コンセプトモデルに比べて、インフィニティQ50(日本名スカイライン)に近いデザインとなり、リアのデザインに関しては、かなりコンセプトを再現している。
インフィニティ Q60に新ボディカラーとして設定されている「ダイナミック・サンドストーン・レッド」は美しい。
ボディサイズについては、全長4,683×全幅1,850×全高1,385mmでホイールベースは2,850mmとなっている。
この北米仕様のインフィニティQ60の生産は2016年8月10日に日本の栃木工場で本格生産が開始されていることが判明している。
ちなみに栃木工場については、インフィニティが誕生した1989年からインフィニティの車を生産している工場となっている。
新開発の3.0リッターV6ツインターボに注目
インフィニティQ60(次期スカイラインクーペ)のパワートレーンには、次世代ユニットとして、3.0リッターV型6気筒ツインターボが採用されている。
また、その3.0リッターツインターボモデルは2種類用意されており、各スペック性能については、以下の通りとなる。
・最高出力304PS(224kW)/6400rpm、最大トルク400Nm/1600-5200rpmを発生するグレード
・最高出力405PS(298kW)/6400rpm、最大トルク475Nm/1600-5200rpmを発生するグレード
また、3.0リッターツインターボモデルの他には、直列4気筒2.0リッターターボ搭載モデルが用意されており、そのスペックは、最高出力211PS(155kW)/5500rpm、最大トルク350Nm/1500rpmとなっている。
第2世代ダイレクトアダプティブステアリング搭載
新型インフィニティQ60でもう一つ注目所が、ダイレクトアダプティブステアリング(DAS)が搭載されていることだ。
このダイレクトアダプティブステアリングについては、現行型インフィニティQ50(日本名スカイライン)で初採用されたシステムであり、インフィニティQ60ではさらにそれをバージョンアップさせた第2世代のものが採用されている。
これは、ドライブ・モード・セレクターを使用する事でステアリングの反応をドライバー好みに合わせて調整することができるようになり、第1世代よりも、より自然なステアリングフィールとフィードバックを実現したとされている。
さらに第1世代であった「カスタマイズ」「スタンダード」「スノー」「エコ」「スポーツ」に加えて、第2世代では新たに「スポーツ+」を追加したの6つのモードから楽しめるようになっている。
また、駆動システムには、電子制御サスペンションシステム「ダイナミック・ デジタル・サスペンション(DDS)」を採用しており、ドライバー好みのサスペンションの調整ができて、快適でかつスポーティな走りを実現させている点も見逃せない。
インフィニティQ60を新型スカイラインクーペとして日本発売されるのか2018年以降、焦点に
インフィニティQ60は、息をのむほど美しいスタイルに、3リッターツインターボ、そして最先端のスポーティな機能が搭載とあって、従来のスカイラインクーペユーザーを問わず、多くのユーザーが日本発売を期待している。
普通に考えれば、スカイラインのように、エンブレムのバッジのみインフィニティのものをつけて、名称はスカイラインクーペとして発売されるように思う所だが、クーペの需要がそれほど見込めない日本では導入が難しいとも見られ、海外専用モデルとなる可能性も出てきている。
今後、インフィニティがレクサスのように日本で本格展開していく上では、筆者としてはクーペモデルは必須に思うが、当メディアでは今後もインフィニティQ50の日本発売の動きがないかどうかを追っていく。最新情報がはいれば、本記事内に随時追記する。
スカイラインシリーズの完全インフィニティ化、残りはスカイラインクロスオーバーのみ。

スカイラインクロスオーバーは、海外でインフィニティQX50の名で販売されている。
そのインフィニティQX50は、2015年4月にマイナーチェンジを果たしたばかりで、近い将来、日本でもそのモデルチェンジ後のQX50が新型スカイラインクロスオーバーとして発売されると見られているが、現時点では具体的は話は出ていない。
さらに、インフィニティQX50よりもサイズがコンパクトなQX30なるものも今年中に海外で発売される予定だ。
<新型スカイラインクーペに関するVoice>
・V35型のデザインが好きだったのだが、V37型のデザインも有りだと思う
・テールランプが丸ければ検討したのだが。
・ナンバープレートの付く位置がどこになるのかが気になる
・そろそろスカイラインの名を変えてもいいのではないだろうか
・V6の3Lツインターボという文字を見るだけでときめいてしまう
・運転席のデザインがかっこよすぎる
<ネット上より>
デザインに関しては、高評価の声が多数挙がっている。
市販車が、どこまでコンセプトカーのデザインを再現して発売されるのかに注目したい。