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ダイハツの軽ハイトワゴンのタントとタントカスタムのフルモデルチェンジに関する最新情報を今回ピックアップ。
軽自動車の中でも、トップクラスの人気を誇るタントだが、2016年には、ダイハツ最新の安全装備スマートアシスト3がダイハツ車で初搭載され話題となった。
また、樹脂ボディパネルといった装備もタントがダイハツの中で初搭載車となるなど、タント=ダイハツの先進装備が初搭載車されやすいという特徴もあり次期タントに関しては、注目が集まっている。
そこで、次期タント、タントカスタムのフルモデルチェンジに関する注目ポイントをお伝えする。
この記事に書かれていること一覧
次期タント、タントカスタムのフルモデルチェンジ最新情報
新型タント、タントカスタムのフルモデルチェンジについて注目内容は、
- プラットフォーム
- 搭載エンジン
- 外観・内装デザイン
- 先進装備
- 発売時期
の5つとなる。
新型タントのプラットフォームはDNGA
新型タント&タントカスタムのプラットフォームには、DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)プラットフォームの採用が有力となっている。
ダイハツは、新型ミライースの技術広報資料にて、今後、
お客様の声を出発点に、企画、開発、調達、生産準備、生産とクルマを開発する全ての工程において、ダイハツ独自のクルマづくりを行うための事業構造および、それを実現するための戦略
【出典:ミライース技術広報資料】
として、DNGAの概念を挙げており、今後は軽自動車を皮切りに、小型車、グローバルへ展開していくことが掲げられている。
高剛性でかつ軽量化されたDNGAプラットフォーム採用によって、新型タントの走行性能の大幅向上に加え、燃費向上にも貢献することが期待される。
80kgの軽量化を実現させたミライースに対し、タントでは何kgまで軽量できたかが一つの注目ポイントなる。
新型タントの搭載エンジンは?
フルモデルチェンジ後の新型タントに搭載されるエンジンは、現行タントに搭載されている
- KF-VE型NAエンジン
- KF-DET型ターボエンジン
を改良したエンジン採用が有力となっている。
<参考スペック>
〇KF-VE型NAエンジン
エンジン種類:水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
排気量:658cc
最大出力:38kW[52PS]/6800rpm
最大トルク:60N.m[6.1kg.m]/5200rpm
〇KF-DET型ターボエンジン
エンジン種類:水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ横置
排気量:658cc
最大出力:47kW[64PS]/6400rpm
最大トルク:92N.m[9.4kg.m]/3200rpm
新型タントはフルモデルチェンジで燃費性能向上か
新型タントの燃費性能がフルモデルチェンジ後にどこまで伸びるのかが注目ポイントとなる。
燃費性能向上には、先程の軽量化に大いに貢献すると見られるDNGAプラットフォームはもちろん、他には「e:S(イース)テクノロジー」が鍵となる。
e:S(イース)テクノロジーに関しては、モーターやバッテリーなどのハイブリッドシステムを使用しないにも関わらず、
- ボディ構造、エンジン、トランスミッションを徹底的に見直す
- CVTの動力伝達効率向上
- 停車前アイドリングストップ機能の採用
- エネルギー効率の最大化
等によって、ガソリンエンジンながらハイブリッド車並みの低燃費を実現させ、さらに低価格で販売可能にするという技術となっている。
e:S(イース)テクノロジーをダイハツは、第3のエコカーと位置付けており、e:S(イース)テクノロジーを採用するミライースに関しては、ガソリン車ながらも、35.2km/Lという驚異の燃費性能を実現させている。
<新型ミライース>
このe:S(イース)テクノロジーを活用することで、新型タントの燃費性能は現行の
28.0 km/L(NAモデル)から30km/L前後まで向上することが期待される。
タントのライバル車の燃費性能を見てみると、
- N-BOX:27.0km/L
- ムーブ:31.0km/L
- スペーシア:32.0km/L
- ワゴンR:33.4km/L
となっているため、せめてスペーシアの32.0km/Lまでは向上させたい所。
新型タントは、DNGAによる軽量化効果+e:S(イース)テクノロジーによって、アッと驚く低燃費実現となるかに注目。
新型タント フルモデルチェンジ後の外観デザイン
【画像は3代目タント】
フルモデルチェンジ後のデザインとしては、守りか攻めのどちらかの選択肢を取ることになる。
先代が大ヒットしていれば、イメージを変えないためにキープコンセプトとなるケースが多い。
【新型N-BOX フルモデルチェンジの変更点を解説!】の記事を参照いただきたいが、2代目N-BOXはキープコンセプトでモデルチェンジして登場した。
新型タントに関しては、現時点で出ている情報では、キープコンセプトの可能性が有力。
ただ、タントは初代から現行の3代目までキープコンセプトを続けてきただけに、そろそろデザインの転換期に来ているとも言える状況。
N-BOX以上に人気を集めることを考えて、一度デザインで大胆なチャレンジをする可能性も。
以前新型タントのコンセプトと見られた車
以前は、東京モーターショー2015で公開されたHINATA(ヒナタ)と名付けられたコンセプトカーが新型タントのコンセプト候補として見られていた。
<HINATA>
だが、実際にはこのHINATAは、ムーヴ キャンバスのコンセプトだった。
<ムーヴ キャンバス>
この広さを感じさせる水平基調で、かつ、丸みを帯びたおしゃれなデザインテイストが次期タントのデザインにも影響を与えるのかは注目所に。
新型タント フルモデルチェンジ後の内装
【画像は3代目タント】
現行タントの内装は、センターピラーがスライドドア内に内蔵されたミラクルオープンドアが採用されており、自転車を横から入れることができたり、子供が傘をさしたままのることが出来るなど非常に使い勝手の良い内容となっている。
また、助手席スライドが可能等、自由にシートアレンジが出来、ベビーカーを乗せたり、赤ちゃんのケアをしやすい所がポイントとなっている。
その他、
- ワンタッチでオープンするパワースライドドア
- 飲み物こぼしの対策となる撥水シート
- インパネセンターシフト採用&段差のない床
- 後席の足元にリヤヒーターダクト
といった利便性の高い内容となっており、特に子育て世代には嬉しい仕様となっている。
4代目となる新型タントでは、質感向上と共に、さらなる利便性拡大が予想できる。
新型タントのフルモデルチェンジでは先進装備拡充が課題
フルモデルチェンジする新型タントにとって課題となるのが先進装備。
先にフルモデルチェンジしたライバルの新型N-BOXでは、追従機能付きクルーズコントロール、レーンキープアシストといった上級車並みの先進装備搭載が話題となりました。
※新型N-BOXの先進装備の詳しい内容はこちらの記事を参照
それに対し、現在のタント採用されているスマートアシストIIIの内容は以下の通り。
- 衝突警報機能(対車両・対歩行者)
- 衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)
- 車線逸脱警報機能
- 誤発進抑制制御機能
- 先行車発進お知らせ機能
- オートハイビーム
新型タントでは、これらに加えてムーヴキャンバスで初採用された
〇ステアリング連動ヘッドランプ「AFS」
〇パノラマモニター
が採用されることが想定されるが、ホンダセンシングにある
- 歩行者事故低減ステアリング
- ACC (アダプティブ・クルーズ・コントロール)
- LKA(車線維持支援システム)
といった機能がスマートアシストⅢに追加できるかどうかが注目ポイントに。
それらの機能に加え、ACCを全車速対応とすれば新型N-BOX以上の先進機能搭載と言えますが、ダイハツには是非とも実現を期待したい所。
新型タントの発売時期はいつ?
4代目へフルモデルチェンジした新型タント、タントカスタムの発売時期は、現時点では2019年頃が有力視されている。
ライバルのホンダの新型N-BOXが2017年9月1日に発売したことから、そこからあまり遠くない時期に発売日の設定が調整される可能性が考えられる。
2017年の11月頃に現行型の一部改良がされるという情報もあることから、2017年中のモデルチェンジの可能性は考え難い所。
そして、これまでタントシリーズの発売日は、
初代タント 2003年11月27日発売
2代目タント 2007年12月17日発売
3代目タント 2013年10月3日発売
というように、年の後半にモデルチェンジする傾向にある。
それらを踏まえると4代目タントのフルモデルチェンジは、2019年末になる可能性があると予想したい。
新型タントのフルモデルチェンジ最新情報のまとめ
軽自動車市場では、N-BOXを越える人気モデルを、どこのメーカーが開発することができるのかが注目となっている。
そんな中、タントの次期モデルでは、新型N-BOXに対して、先進機能で攻めるのか、利便性で攻めるのか、それとも無難な改良に落ち着いて2番手狙いとするのか、その戦略に注目が集まる。
他のライバル車種については、【ムーヴ マイナーチェンジで外観デザインを変更】【スペーシアのフルモデルチェンジ情報】の記事を参照いただきたい。
4代目タントには、チャレンジ精神あふれる車としてデビューすることを期待する。
新しい情報が入れば、またお伝えする。