
a-satei.com
車を手放す前に調べよう
完全無料でWEBですぐわかる車買取相場。どんな車でも車種・年式をいれるだけ
Ads by Voice Media JAPAN
日産の4ドアセダンであるティアナのフルモデルチェンジの時期が近づいている。
現在、日本ではL33型ティアナが2014年から発売されており、【L33型ティアナのマイナーチェンジ情報】の記事でも記載したように、マイナーチェンジの有無が注目されている状況。
ところが早くも、海外ではL34型と見られる次期アルティマ(ティアナの)スクープショットも撮影されており、米国では2018年秋のデビューが決定している。
上海モーターショー2017では、次期ティアナのコンセプトと見られる「Nissan Vmotion 2.0」も公開されており、ニューヨークモーターショー2018にて正式に次期モデルが発表された。
世界ではいよいよティアナ(アルティマ)のフルモデルチェンジが間近なのである。
そこで今回、次期ティアナのフルモデルチェンジに関して注目の最新情報をお届けする。
日産 新型ティアナのフルモデルチェンジ最新情報
L34型 新型ティアナのフルモデルチェンジについて注目内容は、
- コンセプトモデル
- 海外の動向
- 外観・内装デザイン
- 新型エンジン
- 先進安全装備
- 日本仕様で期待できる内容
の6点となる。
4代目 L34型 次期アルティマ(ティアナ)がニューヨーク国際オートショー2018にてワールドプレミア
ティアナの北米モデルとなる次期アルティマがニューヨーク国際オートショー2018にて世界初公開された。
2018年秋にフルモデルチェンジを行い、米国にて発売となる。
目を惹く新デザインに加え、新型ターボ搭載等が発表された。
詳しい内容は、以下お伝えする。
日産新型ティアナ フルモデルチェンジの変更点
海外で発表された新型アルティマ(ティアナ)の内容を元に、フルモデルチェンジの変更点は次の通り。
日産新型ティアナのコンセプト「Vmotion2.0」
フルモデルチェンジする新型ティアナ(アルティマ)の外観(エクステリア)デザインとしてコンセプトとなったのが2017年1月に公開された「Vmotion2.0」だ。
セレナやノートe-POWERといった現在の日産車には、第一世代となるV-motionデザインが採用されており、Vmotion2.0は、名前の通り第二世代のVモーションデザインとなり、日産の今後のデザインのキーとなると考えられる。
ちなみに、第一世代となるV-motionを採用したコンセプトとしては、以下のコンセプトカーが存在している。
・レゾナンス
・フレンド・ミー
・スポーツセダンコンセプト
第一世代のV-motionデザインは、海外仕様のL33型ティアナでも採用済み(日本仕様は未採用のまま)だ。
>>V-motionが採用された新型ティアナL33型(海外仕様)の詳細情報
そしてよりダイナミックなデザインが採用されたVmotion2.0が登場したわけだが、これが新型アルティマ(ティアナ)のデザインのコンセプトというわけだ。
日産新型ティアナの外観(エクステリア) Vモーショングリル採用
では、フルモデルチェンジ後の新型ティアナ(アルティマ)の外観デザインを見ていこう。
フロントビュー
まず、ポイントとなるのがフロントフェイス。
V字型のグリルがほぼフロント全体に渡るデザインとない、ダイナミックな印象を与えている。
フォグランプ部分のインテークのデザインもアグレッシブである。
全体的にどこか現行型レクサスISを彷彿させるエレガントでエッジのかかったデザインと言えるのではないだろうか。
〇レクサスIS
さらに、おなじみのブーメラン形状のブーメランヘッドランプも採用。
コンセプトモデルではフローティングルーフも採用されていただけに、市販モデルでも採用されるのかが今後の注目ポイントだ。
インフィニティとは異なるものの、まるでプレミアムブランドの車かと思わせられるほどの個性あるデザインに進化したと感じさせられる。
サイドビュー
サイドはクーペ調のスタイルとなっておりダイナミックなキャラクターラインも特徴的。
AピラーからCピラーまで全てのピラーがブラックアウト化されている所もポイントとなる。
リアビュー
リアに関してもアグレッシブなデザインが採用されている。
上質感のある大人のセダンを感じさせられるデザインだ。
また、コンビランプに関しては、フロント同様ブーメラン型のテールランプが採用されている。
動画でチェック
新型ティアナのテストカーのスパイショット!スクープ写真が海外で出ていた
実は、フルモデルチェンジ後の新型ティアナ(アルティマ)のテストカーと思われるスクープ写真が海外メディアにて取り上げられていた。
そのスクープ画像を見てお分かりの通り、次期アルティマそのものであったことが伺える。
次期ティアナのスクープ画像を見たい人は、次のページを参照いただきたい
日産新型ティアナの内装(インテリア)デザイン
新型ティアナ(アルティマ)は、フルモデルチェンジで内装に関してもデザインが刷新された。
新型アルティマの内装画像がこちらだ。
木目調パネルや所々のメッキ加飾等、スポーティで上質な雰囲気を感じさせるデザインとなっており、メータークラスターには様々な情報が表示できるディスプレイを搭載。
注目は中央に配置された8インチのマルチタッチカラーディスプレイ。
日産コネクトと呼ばれる最新式のコネクティビティが採用されており、APPLEの「CarPlay」、Googleの「Android Auto」に対応。
スマートフォンアプリを使用することでスマートウォッチとの連動にも対応している。
それらのインフォテインメントシステムの先進機能によって、
- 遠隔操作にてエンジンの始動と停止
- ドアロック&ドアロックの解除
- バレットアラートのオンとオフ
も可能となる。
また、電動パーキングブレーキ等の最新式装備も搭載された。
シートに関しても新設計されており、快適な乗り心地が期待される。
先代に比べて、かなり欧州車的な内装デザインへと変化を遂げたが、ティアナのライバルのアコードも同様のインテリアデザインが採用されている。
次期アコードの詳細に関しては、【アコードのフルモデルチェンジ最新情報】の記事を参照していただきたいが、今後このクラスのセダンのインテリアデザインの方向性が見えてくる。
日産新型ティアナのボディサイズ
新型ティアナ(アルティマ)のボディサイズに関しては、まだ公表されていない。
現行ティアナが全長4,880mm×全幅1,830mm×全高1,470mmということを考えると、全長全幅が20mm程度の拡張と予想したい。
日産新型ティアナ 先進安全装備に自動運転技術プロパイロット搭載
日産新型ティアナの先進運転支援機能として、同一車線自動運転技術プロパイロットが搭載される。
海外モデルの次期アルティマには、半数以上のグレードにてプロパイロットが標準装備されることとなっている。
車載コネクティビティとADAS
日産新型ティアナの安全装備としては、最新式の先進運転支援システム(ADAS)を採用。
- 歩行者検知対応エマージェンシーブレーキ
- オートマチックエマージェンシーブレーキ(AEB)
- リアオートマチックブレーキ(RR-AB)
- ハイビームアシスト(HBA)
- インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)
- 後側方車両検知警報(BSW)
- インテリジェントクルーズコントロール(ICC)
- 車線逸脱警報(LDW)
- 後退時車両検知警報(RCTA)
- インテリジェント アラウンドビューモニター(I-AVM)
等の機能が採用されることとなる。
さらに制限速度標識をカメラが読み取ってアドバンストドライブアシストディスプレイにそれらの情報を表示させる「トラフィックサインレコグイニション」と呼ばれる機能も搭載。
車載コネクトに関しては、先程お伝えした「CarPlay」と「Android Auto」対応の「日産コネクト」が採用される。
日産新型ティアナのパワートレインとエンジンスペック インフィニティのVCターボ搭載
日産新型ティアナ(アルティマ)には、
- 直列4気筒2.0リッターターボエンジン「VC-T(VCターボ)」
- 新開発となる直列4気筒DOHC 2.5リッター直噴エンジン
をラインナップ。
特にVC-Turboは、量産型のエンジンとして世界初の可変圧縮比ターボエンジンとしてインフィニティの新型QX50に搭載されると注目の次世代ターボエンジンだ。
VCターボのスペックは、最高出力248ps、最大トルク37,7kg-mとなる。
燃費予想
新型アルティマの燃費性能に関しては、2.5リッターエンジンに関しては20km/L弱と予想したい。
日産次期ティアナ 日本仕様の変更点を予想!ハイブリッド版 ティアナe-POWER誕生か
日本仕様の次期ティアナでは、プレミアムセダンというティアナのキャラクターに合わせて、外観デザインを新型アルティマよりもややラグジュアリー風になると予想。
また内装に関してもオットマンが装備されることも予測できる。
また日本仕様の次期ティアナで期待できる機能は、
- e-POWER
- 第2世代プロパイロット
の2つのシステム。
e-POWERは、ノートを大ヒットさせる起爆剤となるほど支持を集めているし、新型カムリハイブリッドに対抗する意味でも強力な武器となる。
気になるのが、プロパイロットは2018年に、高速道路にて自動でレーンチェンジ可能なモデルが導入予定ということ。
次期ティアナの発売時期を考えると、その第2世代版となるプロパイロット搭載がされることも十分期待できる。
同一車線自動走行+高速道路での自動レーンチェンジという先進機能が採用されれば、ライバル車よりも有利なポイントとなるだけに注目だ。
日産新型ティアナ 日本発売時期(発売日)はいつなのか?
新型ティアナのライバルの動向を見てみると、
- カムリ⇒2017年7月にセダン復権を掲げてフルモデルチェンジ
- レガシィB4⇒2019~2020年頃にフルモデルチェンジが有力
- アテンザ⇒2020~2021年頃にフルモデルチェンジが有力
- アコード⇒北米で2017年にフルモデルチェンジ、日本では2019年頃?
というように、2018年から2020年にかけて大幅なモデルチェンジが行われる見通しだ。
まず、2018年秋に北米でアルティマのフルモデルチェンジが行われたと考えると、次期ティアナの日本発売時期は、やや遅れて2019年に発売される可能性が考えられる。
現行型の発売日が2014年2月5日であったことを考えると、丸5年となるタイミングの2019年2月以降と予想。
現行モデルは、北米モデル発売から約1年半のタイムラグを経てモデルチェンジされたが、そのタイムラグを次期モデルではどこまで縮めることができるのかが最大の注目ポイントとなる。
L34型 新型ティアナ フルモデルチェンジ最新情報のまとめ
ティアナ最大のライバルのカムリが、フルモデルチェンジによって、ダイナミックなクーペスタイルを採用したことが話題となった。
次期ティアナもV-motion2.0のデザイン採用で、カムリ以上のインパクトのあるデザインが期待できる状況であり、後はどこまで先進装備でライバルと差別化が図れるのかがポイントとなる。
また、ライバルを含むの国内セダン市場状況を見渡せば、【次期クラウン】【次期フーガ】【次期アテンザ】【次期レガシィ】と次世代モデルのデビューが大量に控えている状況だ。
そんな中、次世代ティアナが示す日産のこれからのセダンの方向性に注目したい。