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トヨタ自動車のセンチュリーが2018年に21年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施して新型になる。
トヨタのフラグシップといえば、クラウンマジェスタやレクサスLSと思い浮かべるユーザーも多いとは思うが、本当のフラグシップはセンチュリーなのである。
まさにセンチュリーは知る人ぞ知る、日本の自動車技術を集結した世界に誇れる高級車なのだ。
そして、2017年10月27日から開催する東京モーターショー2017にて次期センチュリーが公開された。
そのセンチュリーのフルモデルチェンジの時期が2018年夏となる。
今回は、次期センチュリーのフルモデルチェンジに関する最新情報をお伝えする。
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トヨタの最高級車センチュリーについて

トヨタのセンチュリーは、驚くような静粛性に、振動を微動とも感じさせない国産の最高級車だ。
一度乗ったことがある方はお分かりだと思うが、あまりにも静かな室内ゆえ、あの静粛性で評判高いセルシオさえもかわいく思ってしまうほどの出来である。
このセンチュリーの初代モデルは、トヨタの創業者である豊田佐吉の生誕100年となる1967年に「センチュリー(世紀)」にちなんで発売されており、2代目となる現行型は1997年にデビューしたモデルである。
次期センチュリーのフルモデルチェンジが予定されているのが2017年なので、なんと現行型センチュリーは、20年間現役をつとめることになる。
それだけ、完璧な出来ともいえるだろう。
そんな現行型のセンチュリーには、日本車で唯一となる12気筒ことV12エンジンを使用していることもファンの間では有名な話だ。
最高級車にふさわしい極上の乗り心地を実現するため、センチュリーのサスペンションには、伝統となる4輪のダブルウィッシュボーンでエアスプリングを電子制御でコントロールし、路面から衝撃を吸収するようになっている所もポイントの一つ。
新型センチュリーへフルモデルチェンジ!時期は2018年
2017年に20年ぶりにフルモデルチェンジするセンチュリー。3代目となる新型センチュリーの内容は以下の通りとなる。
外観デザインはキープコンセプト
次期センチュリーの外観デザインは、キープコンセプトとなる。
次期センチュリーの画像がこちらだ。
一目でセンチュリーと分かるデザインであり、先代よりもグリルのデザインやヘッドランプ、コンビランプ部分の違いが伺えるデザインとなった。
ヘッドランプには、ロジェクター式ヘッドランプ3灯とLEDアレイAHSを一体化させたものが採用されている。
リヤコンビネーションランプについては、「和の光」をイメージされた線発光する立体的なレンズの採用が特徴的。
また、クォーターピラーの傾斜を立てることでキャビンの中心を後ろに感じさせ、ショーファーカーに求められる「後席重視」を表現しているともされている。
全体的に和のエレガントを表現した次世代のショーファーカーにふさわしいエクステリアになったと言えるだろう。
新型センチュリーのボディサイズは、以下の通りとなる。
- 全長5,335mm
- 全高1,930mm
- 全幅1,505mm
- ホイールベース3,090mm
<次期センチュリーの動画>
内装デザインは、より最高級な空間へ
内装(インテリア)デザインには、高さを揃えた杢柄オーナメントを前席シートバッグやドアトリムショルダーを配する等、最高級車にふさわしい室内空間に。
インストルメントパネル中央部に黒杢加飾をあしらうことで、端正かつ品位ある質感を表現させている。
また、シート表皮に関しては、
- 伸縮性に優れ柔らかい触感を持つ100%ウールの本物素材を採用したファブリック仕様と
- 柔らかな触感の最高級表皮を採用した本革仕様
が設定されている。
先代よりも全長、ホイールベース、トレッドが拡大され、さらに後席スペースにホイールベースの延長分が拡大されていることから、足元やひざ周りに広い居住空間を確保。
その他にも、以下の便利機能等が採用されている。
- 無段階に調整可能な電動オットマン
- アジャスタブルリヤシート(リフレッシュ機能付)
- 中央アームレストにタッチ式液晶マルチオペレーショナルパネル
- ライティングテーブル、読書灯、大型ディスプレイ付リヤシートエンターテインメントシステム
- 20スピーカープレミアムオーディオ
次期センチュリーには5L V8ハイブリッドエンジン搭載!
フルモデルチェンジ後の次期センチュリーは、何と現在のセンチュリー専用エンジンである5リッターV12エンジン(1GZ型)が廃止される。
その代わりに、レクサスLS600hの技術をベースとしたLS600hのパワーユニットとなる2UR-FSE型5ℓのV8エンジンと電気モーターを組み合わせたTHSⅡを採用したハイブリッドモデルになる。
これによって、新型センチュリーは、EV走行が低速時に可能となる。
ちなみにLS600hの2UR-FSE型5L V8エンジンのスペックは最高出力が 394PS、最大トルクが53.0kgm、電気モーターが最高出力224ps、最大 トルク30.6kg-mであり、システム出力が445psとなっている。
ちなみに新型センチュリーの駆動方式に関しては、レクサスLS600hの4WDではなく、FRが採用される見込みだ。
プラットフォームにはTNGAを採用せず
次期センチュリーのプラットフォームには、トヨタの新世代プラットフォームであるTNGAのFRタイプが採用されると見られていたが、先代レクサスLSのプラットフォームが採用されることとなる。
FR用のTNGAプラットフォームは、2017年に発売されたレクサスLC、新型LSで【GA-Lプラットフォーム】として採用されているが、V8ハイブリッドとの組み合わせが出来ていないことから見送られたと見られる。
またタイヤに関しては、ブリジストンのレグノを専用にチューニングしたものが採用される見通し。
燃費についてはレクサスLS600hのバージョンL(11.6km)より向上し、14.0km/ℓ程度が有力か。現行型の燃費が7.6km/ℓであることから、ハイブリッド化の恩恵も受け、大幅な向上となる。
センチュリー フルモデルチェンジで先進安全装備トヨタセーフティセンス搭載へ
フルモデルチェンジ後の新型センチュリーの機能面についてだが、トヨタは2015年からトヨタセーフティセンスを本格的に打ち出しているだけあって、トヨタの最先端の先進技術が採用される。
自動運転に関しては、ライバルの日産が、2016年に高速道路で単一車線運転技術「プロパイロット」を新型セレナに搭載して話題となったが、日本最高峰の高級車であるセンチュリーも負けずとプロパイロットよりも安定し性能の高い、高速道路での自動運転機能を搭載させる可能性が期待されたが、今の所発表されているのは以下の内容だ。
- 衝突回避支援システム「Toyota Safety Sense P」
- ブラインドスポットモニター
- リヤクロストラフィックアラート
など、ショーファーカーにふさわしい安全装備。
センチュリーはドライバー付で乗ることが想定されやすいため、自動走行機能はそこまで重視する必要はないため、優先順位は低いだろう。
トヨタセーフティセンスP搭載にともなって、歩行者検知対応の自動ブレーキや、全車速対応のアダプティブクルーズコントロール、レーンディパーチャーアラートといった先進機能が採用となる。
【アルファード、ヴェルファイアのマイナーチェンジ情報】に記載しているが、新型アルファードに採用される次世代トヨタセーフティセンスが次期センチュリーにも採用となるのかは現時点では不明な状況。
あとは、現在どこのメーカーも発表していない最先端な機能がどれだけ搭載されるのかが注目だ。
価格に関しては現在の約1,250万円から300万円程度の値上げとなる1,500万円~2,000万円になると予想。
V12エンジン廃止ということに残念と思われる人は多いと思うが、近年のエンジンのダウンサイズ化が進む自動車界のことを考えれば、やむを得ないのかもしれない。
現行型センチュリーが20年近く前に発売されたということもあり、ややデザインに時代を感じさせるものを感じていたが、次期センチュリーがどのような姿で現れるのかが楽しみである。
マイバッハ、ロールスロイスファントムといった海外の最高峰の高級車達に負けない、日本ならではの最高峰の高級車誕生の公式発表を心待ちにしたい。
新型センチュリーの発売時期は2018年夏!
次期センチュリーの発売時期は2018年夏で、現時点では7月頃が有力となっている。
また、同時期には次期クラウンもデビューする。
詳しくはこちらの記事を参照にしていただきたい。
>>クラウンのフルモデルチェンジ情報
トヨタブランドの高級車が一気に世代交代する2018年夏に要注目だ。