
トヨタ自動車の新型RAV4がニューヨークオートショー2015で発表された。
マイナーチェンジによって、ハイブリッドや最新の安全装備がされることが判明し、日本発売を期待するユーザーは多い。
日本では3代目RAV、北米・欧州では4代目RAVという差が生まれているものの、4代目の登場から2年以上が経つ。筆者としては、日本では2015年度中には日本版次期RAV4の発売もしくは廃盤が決定すると見ているがその理由を含めて記載する。
【追記①】
日本での新型RAV4の発売はなく、
2016年で生産終了することとなった。
実質の後継車は、トヨタの新型クロスオーバーSUVのコンセプトモデルのC-HRの市販化モデルへ。
>>トヨタC-HRの最新情報について!
【追記②】
2019年にRAV4が日本で復活する可能性が浮上!
詳しくは【次期RAV4 日本復活か!フルモデルチェンジ最新情報】の記事にて。
この記事に書かれていること一覧
新型RAV4のマイナーチェンジ2015の内容
2015年に行われる新型RAV4のマイナーチェンジの内容は以下の通りだ。

逆さにした台形型のヘッドライトにシャープなグリル、そして、横細く切れ目のような形になったリアコンビランプ等々、新型オーリスをSUV化したかのような印象を受けるデザインである。
・インテリアのクオリティアップ
カップホルダーが新しくデザインされるなど、一部機能が見直され、4.2インチTFTマルチインフォメーションディスプレイの採用もされることとなった。
・ハイブリッドモデルの追加
欧州モデルでは、ディーゼルエンジンが採用されているものの、今回北米モデルではディーゼルではなく、ハイブリッドモデルの追加となった。
2.5ℓの直4エンジンにモーターを組み合わせたものが採用されている。
駆動システムとしては、基本FFで、必要時に4WDへと切り替わる「AWD-i」が新採用された。
・トヨタセーフティセンス&バーズアイ・ビュー・モニターの搭載
トヨタセーフティセンスがCタイプなのかPタイプなのかは、今の所公表されていないが、RAV4がコンパクトカーを対象としたCタイプを採用するとは思えないため、Pタイプが採用されることになるだろう。
日本発売に関して

その理由としては、トヨタが2017年までにほぼ全ての車にトヨタセーフティセンスを搭載さると発表しているからだ。
現在日本で販売されている3代目の設計の古さを考えると、わざわざセーフティセンス搭載の為に改良のコストをかけるとも思えず、搭載するのであれば、4代目の新型RAV4の投入、搭載しないのであれば廃盤ということになるだろう。
2013年に日本専用車として発売されたハリアーが4代目RAV4をベースに作られたことを考えると、3代目をもって廃盤になると考えても不思議ではない。
しかし、廃盤となれば、どうしても日本でRAV4に乗りたいユーザーは逆輸入せざるを得なくなるので、せめてカムリのようにハイブリッドモデルのみでも投入されることを期待したい。
<追記>
2016年内で日本でのRAV4の生産終了になることとなったた。
実質、ハリアーとの統合という形になるが、2016年12月に発売の新型コンパクトクロスオーバーSUV(コンセプトモデル名:C-HR)がRAV4の後継モデルと見ていいだろう。
TNGAや1.2ℓダウンサイジングターボ等を採用し、ホンダのヴェゼルや日産のジュークの対抗モデルとなる。
⇒新型ジュークのフルモデルチェンジ最新情報!2017年に実施の見込み
C-HRの市販モデルに関してはジュネーブモーターショー2016にてワールドプレミアされ、発売日は2016年後半に設定される見込みだ。
<RAV4に対するVoice>
・RAV4ってまだ新車売ってたのか・・・
・新型RAV4が日本で出ないのはハリアーの存在があるのは確かだろうな
・RAV4 HVは顔がカエルっぽくて良いね。緑色出ないのかな。
・RAV4のハイブリッド気になります!
・新型RAV4は、ハリアー以上の出来になりそうだ
・ハリアーがあるからRAV4はこのまま廃盤になる可能性が高そうだね
・ヴァンガードがなくなった今、RAV4がモデルチェンジして欲しいな
<Twitterより>
長年フルモデルチェンジが行われていないことから、未だにRAV4が売られていることを驚いているユーザーもいるようだ。
ハリアーの登場によって、次期RAV4が日本では出ないという声と、ハイブリッドモデルとしての登場を期待する声の2通りにわかれているようだ。
日本でのRAV4の生産終了は残念ではあるが、実質の後継車種と見られる新型クロスオーバーSUVのC-HRに是非とも期待したい。