新型ヴィッツ マイナーチェンジを2017年1月に実施してハイブリッド搭載!次期ヴィッツまでつなぐ

トヨタ自動車のヴィッツが2017年1月12日にビッグマイナーチェンジを実施した。

現行型ヴィッツでは2度目となるマイナーチェンジとなるが、今回はこれまでラインナップされてこなかったハイブリッドモデルがついに追加されることとなった。

今回は、マイナーチェンジする新型ヴィッツの最新情報をお届けする。

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トヨタ ヴィッツとは?

<画像は初代ヴィッツ>

1999年から発売されているヴィッツは現在で3代目となる。

実質スターレットの後継車として登場し、今や世界戦略車として販売されるトップクラスの人気を誇るコンパクトカーとなっている。

ベースモデルの価格が100万円代前半とお手頃な上、燃費性能も高く、実用的で小回りが効くサイズとあってそのコストパフォーマンスの高さが人気の秘訣となっている。

また、スポーツ仕様からラグジュアリー仕様までと幅広いラインナップを揃えている点も注目のポイント。

近年は同じトヨタのアクアの躍進によってその陰に隠れがちなヴィッツだが、元々このヴィッツが現在のコンパクトカー市場の先駆者とも言える存在なのは最近忘れられがちな傾向だ。

そして現行型ヴィッツが発売されたのは2010年。

本来ならばフルモデルチェンジが行われても良い時期ではあるものの、次期ヴィッツの発売時期に関しては2019年の見通しとなっている。

それゆえ、後2年の間、ライバル車に負けず現役として活躍するために、今回2014年に次ぐ2度目のビッグマイナーチェンジが実施されるというわけだ。

ヴィッツのマイナーチェンジ最新情報!2017年1月12日に実施

2017年1月12日に実施されたヴィッツのマイナーチェンジに関する最新情報は以下の通りとなる。

ヴィッツ マイナーチェンジでついにハイブリッド車をラインナップ

ヴィッツの今回のマイナーチェンジで最大に注目すべきポイントはハイブリッドモデルがラインナップされたということだ。

これまでトヨタは、ハイブリッド車のコンパクトカーはアクア、ガソリン車はヴィッツというように上手く住み分けてきたが、今回その壁を越えてヴィッツにハイブリッド車が加わることとなった。

<画像は新発売のヴィッツハイブリッド>

普通に考えれば、ガソリンとハイブリッドという両タイプが用意される新型ヴィッツは、ハイブリッド専用アクアよりも優位となり、アクアの足をひっぱってしまうかのように思うだろう。

しかしながら、ライバルのホンダ フィットは2017年にビッグマイナーチェンジが行われてアクア以上の燃費性能がアピールされる見通しであり、日産のノートについても2016年11月にアクアの燃費性能を上回る新ハイブリッドシステムの「e-POWER」を搭載させてきたばかり。

このような状況の中、ガソリン車一択のヴィッツは2019年まで持たないと判断され、ハイブリッドモデル導入でその窮地を脱することが狙われるというわけだ。

今回のマイナーチェンジで登場するヴィッツハイブリッドの、ハイブリッドシステムについては、アクアと同様のユニットが採用されている。

ヴィッツハイブリッドのスペックについて

ヴィッツハイブリッドには、エンジン、モーターとインバーターといった制御を改良した1.5Lエンジンのハイブリッドシステムを搭載。

ヴィッツハイブリッドのスペックについては以下の通りとなる。

<エンジン>

  • 型式 1NZ-FXE
  • 排気量 (cc) 1,496
  • 最高出力 (kW[PS]/rpm) 54[74]/4,800
  • 最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) 111[11.3]/3,600~4,400

<モーター>

  • 最高出力 (kW[PS]) 45[61]
  • 最大トルク (N・m[kgf・m]) 169[17.2]

<システム全体>

  • 最高出力 (kW[PS]) 73[100]

燃費性能については、クラストップレベルとなるJC08モードで34.4km/Lを実現。

これによって、「平成32年度燃費基準+20%」を達成し、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせて「エコカー減税」の対象となる。

アクアの37.0km/Lには及ばなかったものの、グレード全体の実燃費を考えると、ほぼ同格と言えるレベルだ。

ちなみに、ガソリンモデルと同等の居住空間や荷室の広さを確保するために、駆動用バッテリーはリヤシートの下に配置されている。

実はヴィッツの欧州モデルであるヤリスには2012年からハイブリッドモデルが存在するが、ようやく日本でもハイブリッドモデルが登場した形になる。

ただ、このヴィッツハイブリッド登場によって、同じハイブリッドコンパクトカーのアクアと市場を取り合いになることが懸念されるが、ノートe-POWERやクリーンディーゼルエンジンを搭載したデミオ等強力なライバルが続々と誕生していることを考えると、少しでもヴィッツの需要を減らさない為にもヴィッツのハイブリッド化はやむを得ないと見れなくもないだろう。

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ヴィッツ マイナーチェンジでグレード体制見直しへ

そして今回のマイナーチェンジで、グレードの見直しも行われる。

新型ヴィッツの各エンジンについては、

  • 1ℓ直3NAエンジン(1KR-FE)
  • 1.3ℓ直4NAエンジン(1NR-FKE、1NR-FE)

に関しては、現在と同じくラインナップされたままだが、変わるのは1,5ℓモデル。

1.5ℓモデルはUグレードやRSグレード等にラインナップされてきたが、マイナーチェンジ後はGRスポーツという新グレード専用でのユニットとなる。

このGRスポーツはRSグレードの後継グレードとなるが、GRスポーツグレードの発売時期に関してだけは、マイナーチェンジの発表から少し遅れた時期となる(2017年6月頃が有力)。

またG’sモデルに関しても一旦生産終了となる。

ちなみにG’sに関しては今後GRと名称を変更する可能性が取りざたされている。

マイナーチェンジ後のグレード体制と価格について

マイナーチェンジ後の新型ヴィッツのグレード体制と価格については以下の通りとなる。

※クリックすると拡大

[トヨタニュースリリースより]

新型ヴィッツ デザインの改良はリアを主に改良の見通し

ヴィッツの2014年のマイナーチェンジ時には、キーンルックが採用されるなどフロントのデザインが主に改良されたが、今回のマイナーチェンジではリアのデザインが主に改良されている。

大きく変更されるのはリアコンビランプ。マイナーチェンジ後は横長のデザインとなり、ハッチゲートにまたがる形となる。

マイナーチェンジ前のリアのデザインは左右のボディ側に装備される縦型のコンビランプとなっていた。

<マイナーチェンジ前のヴィッツのリア>

ただし、今後発売予定のGRスポーツグレードに関しては、マイナーチェンジ前のデザインのままとなる可能性が高い見通しだ。

ちなみに、リアだけでなく、フロントのデザインに関しても、フロントバンパー・ロアグリル・ヘッドランプ・フォグランプカバーが変更され、全体的にダイナミックでアグレッシブな印象を与えるデザインとなっている。

<上が新型ヴィッツ、下が旧型ヴィッツ>

また、オプション設定でLEDライン発光テールランプが用意されている。

次期ヴィッツのフルモデルチェンジは2019年頃

今回のマイナーチェンジ後の約2年後となる2019年に次期ヴィッツへフルモデルチェンジを実施する見通しだ。

次期ヴィッツには、TNGA思想に基づく新世代のBプラットフォームが採用されることとなっている。

そのフルモデルチェンジが行われるまでの間、今回マイナーチェンジされた新型ヴィッツがどこまでシェアを保つことができるのかに注目が集まる。

また、ハイブリッドという強力な武器を手に入れるヴィッツがアクアに並ぶほどの人気コンパクトカーとなれるのかどうか注目だ。

次期ヴィッツのフルモデルチェンジに関する続報が入ればまたお伝えする。

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