
2017年にマイナーチェンジした新型ヴォクシーの特別仕様車として「ヴォクシー煌3」の発売を楽しみにしているユーザーは少なくないのではないだろうか。
ヴォクシーの中でも超人気グレードなのが特別仕様車の煌シリーズ。
現行モデルも2017年7月のマイナーチェンジ前までは、 ZS“煌II”が発売されており、大人気グレードとなっていた。
※ヴォクシーの最新モデルの詳細はこちらを参照
そして、筆者は、ヴォクシー煌3については、2018年に発売されると予想している。
その理由や、ヴォクシー煌3の予想内容を含んだ記事を今回お届けする。
この記事に書かれていること一覧
ヴォクシー煌(きらめき)の豆知識
そもそもヴォクシー煌シリーズとは何なのか少し解説させていただこう。
煌シリーズは、R60G型の初代ヴォクシーの時代から特別仕様車として販売されているモデルになる。
ヴォクシー煌が人気の理由
ヴォクシー煌が人気の理由は、デザインと充実した装備。
ただでさえワイルドなデザインのヴォクシーに、メッキパーツを活用させる事等で、質感高い、よりワイルドなデザインとなるため、特に男性ユーザーから人気を集めている。
やんちゃでカッコいいデザインが、人気の秘訣。
ちなみに、現行ヴォクシーのZS“煌Ⅱ”を例に挙げると、煌めきという名にふさわしく、フロントグリルモールに高輝度シルバー塗装がされ、きらびやかなデザインとなっていた。
元々、ワイルドなデザインのミニバンを好む傾向が多いと見られるヴォクシー購入ユーザーにとっては、煌シリーズは、購入意欲をよりそそるデザインであり、その上、
- ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア
- スーパーUVカットグリーンガラス
というような特別装備もされるのですから、人気が出るのは自然と言えるだろう。
ヴォクシー煌3が2017年ではなく2018年発売と予想できる理由
2017年7月3日にビッグマイナーチェンジしたばかりのヴォクシーだが、煌Ⅱの販売が終了されたものの、後継となる煌3の発売はされなかった。
それもそのはず、これまで歴代の煌シリーズは、1~2年ごとに新しいモデルが導入されていたのだ。
ヴォクシー煌シリーズの歴史
そんなヴォクシー煌シリーズの歴代モデルを振り返ってみよう。
<初代ヴォクシー>
初めて煌シリーズが発売されたのは、初代ヴォクシーが発売された翌年の2002年7月21日。
そこでZグレードをベースとし、メッキ加飾した外装に加え、スライドドアイージークローザー機能やパワーアシストドアを搭載した初の煌シリーズとなる「Z 煌」と「Z 煌・ナビスペシャル」が発売。
その翌年2003年8月7日には一部改良に伴って「Z 煌II」と「Z 煌II・ナビスペシャル」を新発売している。
その後は、
- 2004年8月のマイナーチェンジから約8か月後の2005年4月21日に新たな特別仕様車「Z 煌」を発売
- 2006年8月2日特別仕様車「Z 煌」のウェルキャブモデル発売
という流れに。
<2代目ヴォクシー>
2代目ヴォクシーでは、フルモデルチェンジした翌年の2008年6月23日にZSグレードをベースとした「ZS 煌」を発売。
その後は、
2009年6月8日 「ZS 煌II」発売
2010年9月30日 4月のマイナーチェンジに伴い「ZS"煌"」を再発売
2011年10月4日 「ZS"煌II"」発売
2012年10月1日 「ZS"煌III"」発売
2013年5月13日 「ZS"煌Z"」発売
という流れとなっている。
<3代目ヴォクシー>
3代目デビューから約10ヶ月後の2014年11月20日に「ZS 煌」を発売。
そして、2016年7月6日に「ZS 煌II」が発売された。
これを踏まえると2018年発売が有力と考える
2代目までの煌めきシリーズは、約1年後ごとに新しいモデルが発売されている状況だ。
そして、マイナーチェンジが行われた時には、
- 初代は約8か月後に「Z 煌」を発売
- 2代目は約5か月後に「ZS"煌"」を発売
となっている。
これを平均するとマイナーチェンジから約半年後に新たな煌グレードが発売されることになる。
そして、3代目の煌めきシリーズは、「ZS 煌」から「ZS 煌II」までの期間は、約1年8か月かかっている。
単純にこれらのスパンを当てはめると、
- 2017年7月3日のマイナーチェンジから半年後の場合⇒2018年1月
- 「ZS 煌II」が発売した2016年7月6日から1年8か月後の場合⇒2018年3月
となる。
これを考えると、新型ヴォクシーのZS 煌Ⅲの発売時期は2017年ではなく、2018年と予想することができるのだ。
新型ヴォクシー煌3の内容を予想
ヴォクシー煌3の外観デザインについては、フロントグリルからバンパーにかけてメッキ加飾やブラック塗装がされると予想。
フォグランプ周りのダクト部分も煌びやかなデザイン採用を期待したい所だ。
できれば、サイドのウインドウモール下部にメッキモール加飾もあればと思うものの、エスクァイアとの差別化を考えると難しいだろう。
専用カラーとしては、前回のアイスチタニウムマイカメタリックに代わって、グレー系のメタリックカラー採用と予想。
また、現在ラインナップされていない赤系統のカラー追加も考えられるものの、需要を考えると厳しいと想定。
室内に関しては、専用シートともに、ブラック塗装等の専用のルーフカラー採用にも期待したい所。
また、前回のヴォクシー「ZS 煌II」では、
- ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア
- スーパーUVカットグリーンガラス
- LEDフロントフォグランプ
- 6スピーカー
等といった特別装備が採用されている。
今回は、どのような特別装備が採用されるのか楽しみな所だが、空調システム等の便利機能を追加と予想する。
新型ヴォクシー煌3ではライバル対策に先進装備拡充に期待
マイナーチェンジでは先進装備に関してほとんど変更が行われず、トヨタセーフティセンスCとクルーズコントロールの搭載にとどまっている。
<トヨタセーフティセンスCの内容>
- プリクラッシュセーフティシステム(レーザーレーダー+単眼カメラ方式)
- レーンディパーチャーアラート
- オートマチックハイビーム
- 先行車発進告知機能
しかしながら、ヴォクシーのライバルの状況を見てみると、ホンダのステップワゴンは2017年9月にマイナーチェンジをして全車速対応のACCを採用する最新のホンダシング搭載をする状況だ。
新型ステップワゴンの詳しい改良情報は【ステップワゴンハイブリッドの最新情報】の記事を参照いただきたい。
また、日産セレナに関しては、同一車線自動運転技術プロパイロットが搭載されており、さらに1年以内にe-POWERも搭載される見通しとなっている。
>>新型セレナe-POWERの最新情報!燃費、エンジン、発売時期等の情報について
そんな中、ヴォクシーと言えば、レーンキープアシスト機能はなく、クルーズコントロールも追従機能が付いていない状況。
この先進装備の差を少しでも埋める為に、ヴォクシー煌3では、先進装備の拡充を期待したい所だ。
もちろん、歩行者検知対応の自動ブレーキ搭載や、ACC搭載といった変更は、もはやマイナーチェンジレベルと言えるので、ヴォクシー煌3だけに搭載というのは考え難いが、ライバル対策として異例の対応をしてもいいのでは?とさえ思う。みなさんはどう思われるだろうか?
新型ヴォクシー煌3に関するまとめ
先進装備の内容がライバルよりも遅れがちではあるものの、それでもヴォクシーは、ミニバントップクラスの販売を維持させているのはさすがという所。
セレナ、ステップワゴンの新モデル追加に対して、ヴォクシー煌3の投入によって、販売底上げがされることが想定される。
果たしてヴォクシー煌3は、2018年発売となるのか。
また、それと同時に以下の新しいミニバンが注目されている状況だ。
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