日産の人気SUVのキックスの2代目へフルモデルチェンジが行われる。

新型キックスは、日本市場に先んじて北米市場で先行発表されており、先進的で高級感あるデザインが注目を集めている。

そんな新型キックスのフルモデルチェンジに関する最新情報をこの記事にてお伝えする。

キックスのフルモデルチェンジが2024~2025年に実施へ

まず、キックスがフルモデルチェンジする時期に関して以下の情報をお届けしたい。

  • 北米市場では2024年夏以降と発表
  • 新型キックスの日本発売時期は2025年の可能性も

 

北米市場では2024年夏以降と発表

日産は、2024年3月23日に北米にて新型キックスを公開した。

そこで2024年夏以降に北米市場にてフルモデルチェンジした新型キックスを投入すると発表されたのだ。

 

新型キックスの日本発売時期は2025年と予想する理由

新型キックスの発売は、北米市場では早くて2024年夏だが、日本市場での新型投入に関してはまだ明らかにされていない。

日本では法規対応などで2024年5月に現行型キックスの一部改良が行われる見通しであり、この時期に改良が入ることを考えると、2024年内のモデルチェンジは行われない可能性がある。

また、現在発表されている次期キックスはガソリンモデルのみであり、日本で販売される可能性が高いe-POWERモデルはまだ発表されていない。

次期キックスe-POWERに関しては、2025年に発売される可能性が高く、それを考えると次期キックスの日本発売時期は2025年と予想する。

詳しくは本記事の【新型キックス e-POWER(ハイブリッド)モデルは2025年に登場か】の所を参照いただきたい。

 

まるで高級車?新型キックスのデザインが良すぎる件

新型キックスは外観、内装どちらもとにかくデザインが良い。

そんな新型キックスのデザインに関して次の情報を見ていこう。

  • 脱Vモーションで高級スニーカーを彷彿するエクステリア
  • デジタルの世界観のあるインテリア

 

脱Vモーションで高級スニーカーを彷彿するエクステリア

新型キックスのエクステリアがこちら。

新型キックスでは、ストリートで映える高級スニーカーのような洗練されたデザインになっており、先進的で質感の高いエクステリアに仕上げられている。

特にフロントグリルは、これまでの日産車のデザインアイデンティティだったVモーショングリルを感じない、脱Vモーショングリルとも言えるデザインになっている所が特徴だ。

リアのデザインには、フルLEDのテールライトをフェンダーに沿って配置し、テールゲートが分割しているかのようなデザインが採用されている。

新型キックスは、デジタル感と高級感を上手く組み合わせた小さなSUVとして

 

デジタルの世界観のあるインテリア

 

新型キックスはフルモデルチェンジでここが変更される!

新型キックスは、今回のフルモデルチェンジでどこが進化するのかをここでは詳しく解説する。

  • 4WDグレードを北米初採用
  • 全席にゼログラビティシートを採用
  • 電動パノラミックサンルーフや10スピーカーオーディオシステム等搭載
  • ボディサイズは少し大型化

4WDグレードを北米初採用

これまで北米版キックスでは4WDグレードが設定されていなかったが、新型キックスでは「S」、「SV」、「SR」全てのグレードで4WDグレードが設定されることになった。

また、ドライビングモードに滑りやすい路面に特化した「SNOW」が設定されており、4WDとビークルダイナミックコントロールシステムを緻密に制御し、雪道で安心した走りを提供してくれる。

さらに、最低地上高はセグメントトップとなる8.4インチとし、悪路や雪道での高い走破性を実現したとされる。

ちなみに、日本ではすでに現行型キックスに2022年のマイナーチェンジで4WDシステム「e-POWER 4WD」が設定されている。

 

全席にゼログラビティシートを採用

新型キックスは、すべての座席に乗員の疲労軽減に効果的なゼログラビティシートを採用している。

 

電動パノラミックサンルーフや10スピーカーオーディオシステム等搭載

新型キックスのオプションには、風切り音を低減する新世代の薄型デザインを採用した電動パノラミックサンルーフを設定。

他にも、鮮明で臨場感あるサウンドを楽しめるBose® Personal Plus 10スピーカーオーディオシステムを「SRプレミアムパッケージ」に搭載。

ボディサイズは少し大型化

今回の全面改良でキックスのボディサイズは現行型キックスよりも少し大型化している。

【現行型キックス(日本仕様)】

全長 4,290mm
全幅 1,760mm
全高 1,605mm

【新型キックス(北米仕様)】

全長 約4,366mm
全幅 約1,801mm
全高 約1,626mm

全長に関しては約76mm、全幅は約41mm、全高が約21mm拡大していることが伺える。

 

新型キックス e-POWER(ハイブリッド)モデルは2025年に登場か

現時点では、北米仕様のガソリングレードの新型キックスが2024年夏以降に発売されるという情報しか発表されていない。

そのため、ハイブリッド仕様の新型キックスe-POWERの発売時期に関してはまだ明らかになっていない。

ちなみに日産は、2024年3月25日に開催した新経営計画「The Arc」説明会では、今後の新型車について「e-POWERの新型車は2025年度に1車種、2026年度に3車種投入予定」と発表している。

2024年度にe-POWERの新型車の投入を発表しなかったことから、少なくとも2024年度末の2025年3月まではe-POWERの新型車は発売されないと推測できる。

そう考えると、新型キックスのe-POWERモデルの発売は2025年度以降となる。

日本では現行型キックス同様にe-POWERモデルのみラインナップされると考えると、新型キックスのe-POWERの日本発売時期は早くて2025年と予想したい。

新型キックスの続報が入り次第、本記事にて新たな情報をお伝えする。

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