ホンダのフリードのフルモデルチェンジが2016年に実施される。
現時点で最有力の発売時期は9月中旬となっている。
元々、新型フリードは、2015年中にフルモデルチェンジされる見込みだったのだが、品質問題が影響したのか計画が大きくずれ込むこととなった。
今回の新型フリードには、以前からハイブリッドと1ℓ直3のダウンサイジングターボエンジンが両採用されることが期待されていたが、フルモデルチェンジ当初は、NAのガソリンモデルとハイブリッドモデルのみとなる。
ただ、ターボモデルに関しても、発売から数年以内に登場する予定となっている。
また、今回のフルモデルチェンジによって、派生車である2列シートのフリードスパイクについては、名称をフリード+(プラス)に変更されることとなった。
そこで今回は、ホンダの新型フリードのフルモデルチェンジに関する最新情報をお伝えする。
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<ホンダ 新型フリードのフルモデルチェンジが2016年9月に実施!>
現行型である初代フリードについては、2008年5月にモビリオの後継車種として発売された。
ミニバンとして、コンパクトなサイズにも関わらず、広い室内空間という「ちょうどいいホンダ」をテーマに作られているだけあって、ホンダの大人気車種の一つとなっている。
その初代フリードの登場から8年の歳月を経て今回、2016年に2代目フリードへとフルモデルチェンジを果たすこととなる。
ちなみに最大のライバルであるトヨタのシエンタについては、2015年に12年ぶりのフルモデルチェンジを果たし、ハイブリッドモデルが追加されるとあって大きく話題になったが、今回の新型フリードについても大変注目されているのは言うまでもないだろう。
<トヨタ 新型シエンタ>
⇒新型シエンタ モデルチェンジ2015の最新情報!ハイブリッドがついにラインナップ
人気車種の12年ぶりのフルモデルチェンジとあって、新型シエンタは想像以上の大ヒットを繰り広げており、一気にこのクラスのミニバン市場を制覇する勢いでありフリードにとっては、待ったなしの状態となっている。
元々、次期フリードに関しては2015年内にフルモデルチェンジが見込まれていたが、品質問題等の影響もあって、2016年に発売延期となった経緯がある。
それゆえ、新型フリードは、絶対に失敗できない状況にあると言えるのだ。
<新型フリード モデルチェンジ当初はハイブリッドとNAガソリンモデルのみ>
現行の初代フリードのハイブリッドシステムについては、一世代前のハイブリッドシステムのIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)が採用されているが、フルモデルチェンジ後の新型フリードでは、ヴェゼル、フィットといったホンダの主力ハイブリッド車に採用されているDCTハイブリッド機構を採用したスポーツハイブリッドのi-DCDが搭載され、燃費効率が向上することとなる。
i-DCD搭載によってモーターのみでのEV走行が可能となる点が大きなポイントだ。
現行モデルのフリードハイブリッドの燃費性能はJC08モードで21.6km/Lであるが、新型シエンタハイブリッドの燃費がそれを上回る27.2km/Lを達成していることを考えると、新型フリードハイブリッドの燃費性能は27.2km/Lを上回る可能性が非常に高い。
少なくともヴェゼルハイブリッドの27.0km/Lと同等の性能には持ち込んでくるだろうが、筆者としては27.5km/L~28.0km/Lあたりに落ち着くと予想する。
また、ガソリンモデルに関しては、1.5ℓの直4エンジンが採用され、新型フリードの発売時には、この1.5ℓ直4モデルとハイブリッドモデルの2つがラインナップされることとなっている。
さらに新型フリードの魅力的な情報としては、現在ガソリン車のみの設定で、ハイブリッドでは設定されていない4WDが新型フリードでは、ハイブリッドモデルにも設定されるという点だ。
<後々、新型フリードには直3の1.0ℓターボモデルが追加へ>
新型ステップワゴンが1.5ℓの直4VTECターボが採用されたことが話題となったが、コンパクトミニバンである新型フリードに関しては、1.0ℓの直3VTECターボの採用となる。
現在、ホンダの車でハイブリッドとターボモデルの両方をラインナップしているのはジェイドだけだが、ジェイドの時同様、フリードターボの発売は、ハイブリッドよりも遅れての発売となる。
現時点では、1ℓ直3ターボエンジンについては、2021年から生産されると見られている。
つまり新型フリードにダウンサイジングターボモデルについては、2016年の発売から5年後のビッグマイナーチェンジにて搭載される可能性が濃厚となっている。
<フリードスパイクはフルモデルチェンジ後は「フリード+」へ名称変更>
フリードの派生車として2列シートのフリードスパイクがこれまで発売されてきたが、今回のフルモデルチェンジによって、名称がフリード+へ変更されることとなった。
+という名称は、同じホンダのN-BOX+を彷彿させるが、似たような位置づけと言えるだろう。
ちなみに、フリード+には福祉車両を兼ねた機能が搭載される予定だ。
[ad#himitsu]<新型フリードにホンダセンシング搭載は?>
ホンダセンシングについては、搭載されている車とされていない車が分かれており、2015年、フィットシャトルからフルモデルチェンジされたシャトルでさえ搭載されていない。
⇒ホンダ シャトルを新型ブランドに!ホンダセンシングの有無は?
現時点では、ヴェゼル未満の車格の車にはホンダセンシングが搭載されていないという状態だ。
しかしながら、トヨタセーフティセンスCを搭載している新型シエンタに対抗することや、今以上に安全支援システム搭載車が拡充している時期に新型フリードが発売となると、新型フリードにホンダセンシングの搭載される確率はほぼ確実と言ってもいい。
〇ホンダセンシング公式動画
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また、ライバルの日産が8月にフルモデルチェンジを実施する新型セレナは、自動運転機能がメインとなるため、その新型セレナよりも後に発売する新型フリードとしては、何とかホンダセンシングで見劣りのないようにしたい所。
⇒次期セレナのフルモデルチェンジは2016年8月!自動運転等の最新情報掲載
レジェンドやアコードに採用されている渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)が採用されているモデルのホンダセンシングを採用すれば、新型セレナに似た自動走行技術がアピールできると言えるが、果たしてどうなるのか。
これは、続報を期待してほしい。
新型フリードの予想ボディサイズについては、全長 4,250mm、全幅 1,695mm、全高 1,710mmだ。
また、ボディカラーにはイエローが採用されるという情報が現時点で挙がっている。
スパイショット画像からは、現行型同様、Aピラーの三角窓の採用によって、視界の範囲が広がり安全面にも考慮されていることが分かる。
<参考 現行型フリードの画像>
<ホンダが新型フリードの先行情報サイトを立ち上げ>
ホンダは、フリードのフルモデルチェンジ発表に先駆けて、先行情報サイトを立ち上げた。
そこでついに新型フリードの画像が公開された。
その画像がこちらだ。
<参照 ホンダ 新型フリード先行情報ページ>
今は情報はほとんど公開されていないが、気になる方は、このホンダ公式の新型フリードのページをこまめにチェックしておくと良いだろう。
ホンダ公式 新型フリード先行情報ページ
http://www.honda.co.jp/FREED/new/
当メディアでも、引き続き新型フリードのフルモデルチェンジに関する最新情報が入ればまたお伝えするので楽しみにしていてほしい。
新型フリードに対するVoice
・新型フリードの4WDの価格っていくらになるんだろう?
・新型フリードのエクステリアが気になる
・新型ソリオにすべきか、新型フリードを待つべきか迷う
・シエンタか新型フリードかどちらにしようかな
・新型シエンタの売れ行きを見てホンダはどう思ってるんだろう
・これ以上発売が延期されないことを願う
・新型フリードにホンダセンシングがつくのなら買う
・どうせなら全車速対応ACCと電動パーキングつけてほしい
<ネット上より>
新型シエンタと新型ソリオの2つのどちらにすべきか、それともフリードがフルモデルチェンジされるまで待つのかを迷うユーザーは多い。
新型フリードにホンダセンシング搭載を期待するユーザーも多く、フルモデルチェンジ後のフリードのエクステリアに関しても最近のホンダのデザインと異なったものを希望するユーザーも少なくない。
ファミリー層を含め、大きな需要のある新型フリードが公式に発表されれば大きく話題となるだろう。
フリードのフルモデルチェンジに関する最新情報が入り次第またお伝えする。
<関連記事>
⇒新型フィットのマイナーチェンジ最新情報!2016-2017年内にホンダセンシング搭載の見込み
⇒次期スイフトスポーツが2016年フルモデルチェンジにて登場!
<参考リンク>
ホンダのフリード公式ページ